シリーズ4
労働科学研究所

日経産業新聞 2003.7.26 掲載

やる可し大いにやる可し。  シリーズ4
綿紡績での創業から百十余年。繊維の枠を超えて、多彩な分野へと領域を拡げるクラボウ。
初代社長大原孝四郎のこの言葉のように、いまもクラボウに息づく創業者たちの熱いDNAは、日本が忘れかけている「何か」をも、思い出させてくれます。
饅頭、音楽・・・「人間愛」。
「さあ、工場に行きましょう」第二代社長大原孫三郎が、暉峻 義等(てるおか ぎとう)に倉敷工場を見せたのは、大正8年の真冬の深夜だった。当時の紡績工場で働く女性従業員は、深夜労働や過酷な作業環境で、心身を消耗し、結核などにかかることもあり、大原孫三郎はそれを科学的に改善しようとした。暉峻と医学者、心理学者の3人は、翌年夏の5週間、工場の一角に泊まり込む。それは昼夜二交替作業の心身への影響の実験・調査という画期的なものだった。これを機に「労働科学研究所」が生まれ、労働に関わるすべての科学分野がここに結集された。「労働と音楽」もいち早く研究され、労働者の所要カロリー研究では学童給食にもデータを提供し、饅頭までが開発された。以来80年、現在は神奈川県で公益法人「労働科学研究所」として産業界、官公庁、労働組合などに時代の先端を担う調査研究で貢献。海外との研究者交流や共同研究にも積極的に取り組んでいる。その目標は「労働をより人間的に」。資本も経済も産業も技術も、すべて人間のため、という大原孫三郎の人間中心主義は、今日も変わることがない。

労働科学研究所図書館は、1800年代からの労働科学関係資料をはじめとして、江戸時代の温知堂文庫約4千冊など、合計約10万冊を所蔵。一般利用も可能。
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クラボウの「エイジレス・ヒューマンライフ・プロジェクト(AHP)」は、全社の横断的組織で高齢者・介護者の暮らしを見つめ直し、衣料から食品、生活用品までの商品開発・販売を行っている。これも、創業の精神「社会貢献・人間愛」というクラボウのDNAに他なりません。


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