シリーズ1
化成品事業部

昭和30年代。紡績で確固たる地位を築きあげたクラボウは、新たな領域への展開を計画。当時、ヨーロッパで寝具に利用され始めたポリウレタン事業に着目した。そして、素材の可能性を切り拓くべく、繊維関連から全く分野の異なる建材部門へと進出した。
日経産業新聞 2001.11.15、2002.2.15掲載

クラボウ烈伝  シリーズ1 化成品事業部
綿紡績で創業し、百十余年の時を経て、今や繊維の枠を超え、
多彩な分野へと発展の場を拡げ続けるクラボウ。
それぞれの足がかりとなった着想、決断、そして試行の足跡を追う。
建材メーカーへの飛翔
繊維から異分野へ。先鞭を付けたウレタン事業。
戦後の復興に光明が見え始めた昭和30年代、繊維部門で確固たる地位を築き上げたクラボウは、異分野への進出を計画した。そして、海外で寝具などに利用され始めていたポリウレタン事業に着目。本業との関わりも深いことから、参入した。当初はマットレスなどの軟質ウレタン製品の開発製造が主であったが、やがてビル用断熱材等の硬質ウレタン分野にも進出。軟質ウレタンも自動車向け用途に拡大していった。ここで培った発泡技術と、研究していた塩ビ樹脂の押出成形技術の複合化によって誕生したのが、軽くて強い合成木材であった。
住宅用外装材への用途を開拓。
腐食・変色しない。衝撃に強く優れた耐久・耐候性を備える…。この合成木材の用途として選択したのが住宅用建材であった。折しも工業化住宅の黎明期と重なり、また、製品の耐候性などが認められ、外装化粧材として住宅メーカーへのスペック・インが相次いだ。さらに、デザイン性を高めるため、アクリルと塩ビなど複数の原料を同時に押出成形する新技術なども開発。市場ニーズへの機敏な対応が大きな成果へと結びついた。
地場ビルダー向け総合建材メーカーへと。
また、不燃建材への要求の高まりを受け、合成木材で培った押出成形技術を元に、新たにセラミックス建材も開発。合成木材と並ぶ主力製品へと成長させた。住宅に対する嗜好が、一時のプレハブ全盛期から変質を遂げる今、地場ビルダーへの期待が高まっている。こうした住宅市場の変化に応えるため、クラボウも大手メーカーへのスペック・インを強化する一方で、地場ビルダーのニーズに応えるための商品開発・販売チャネル開発を積極的に推進している。
さらに、半導体関連分野にも。
また、他の事業部とのコラボレーションで培った技術を融合し、半導体関連分野にも進出。フィルターや薬液濃度測定装置なども開発・販売。最先端の技術の追求と同時に、実績のある技術シーズを社会のニーズに照らして価値ある製品を創り続けている。


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