染色の品質を左右する色管理。クラボウは染色工場をハイテク化することで、色の制御に取り組んだ。無限の色を調色し、染料を厳密に計量する。この技術はやがてCCM(コンピュータ・カラー・マッチング)システムへと続き、以後とどまることを知らない発展を見た。
日経産業新聞 2001.11.29、2002.2.27掲載

クラボウ烈伝  シリーズ2 エレクトロニクス事業部
綿紡績で創業し、百十余年の時を経て、今や繊維の枠を超え、
多彩な分野へと発展の場を拡げ続けるクラボウ。
それぞれの足がかりとなった着想、決断、そして試行の足跡を追う。
色へのこだわりが独創を生んだ
染色工場のハイテク化。全てはここから始まった。
社内の染色工場をハイテク化することで、「色」を制御しようと始まったクラボウのエレクトロニクス技術。それはまず、染料などの調合作業をコンピュータ化したカラーマッチングシステム(CCM)の商品化で実現した。この、「調色・計量 」分野での技術基盤の確立と共にCAD/CAMの技術に端を発する「情報処理」さらに色・赤外の技術を応用した「検査・計測」の分野も大きく発展した。
無限の色を捕捉するため、カメラも自社開発。
対象物の情報を読みとるには、何らかの“目” が必要となる。クラボウはこの目の役割を赤外線で応用するほか、画像そのものを読みとるカメラで果 たそうとした。しかし、一度に数百万点の色データを取り込み高速画像解析するという並はずれた要求精度に応えるものは当時、市販品になかった。本来ならばプロジェクトそのものが凍結される危機ともいえた。しかしクラボウはカメラを自社開発することでこの問題を見事に解決した。
そして究極の高速細密検査装置、誕生。
カメラまで自社開発した高精度画像情報処理技術と、検査・計測技術など、現在のエレクトロニクス事業部が持つ要素技術を結集し実現したのが、高速細密検査装置である。増加の一途をたどる工業製品の検査を超高速で行えるため、海外を含めた市場からの期待はかつてない高まりを見せている。
独創のエレクトロニクスシステムを提供。
「色」と「形」を融合し表現力を無限に広げるイメージングソリューションシステム、色材を扱うあらゆる業種に対応するコンピュータカラーマッチングシステム、カラー画像や目に見えない波長(紫外・赤外)を駆使してあらゆるものを高速・高精度に検査するインスペクションシステム、そしてこれらを有機的に結びつけるネットワークシステム…。クラボウは他の追随を許さないテクノロジーに立脚したソリューションを提供し続けている。


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