第一次環境立法の時代とよばれた昭和40年代。クラボウも自社工場からの排水処理が大きな課題であった。これを解決した逆転の発想は商品化へと実を結び、以後、排煙処理、汚泥処理、そしてダイオキシン処理などへと、その基礎技術を展開し続けた。
日経産業新聞 2001.12.6、2002.3.14掲載

クラボウ烈伝  シリーズ3 エンジニアリング事業部
綿紡績で創業し、百十余年の時を経て、今や繊維の枠を超え、
多彩な分野へと発展の場を拡げ続けるクラボウ。
それぞれの足がかりとなった着想、決断、そして試行の足跡を追う。
水を守り、空を守り、土を守った
水から生まれた排煙脱硫発想。
第一次環境立法の時代と呼ばれた昭和40年代。クラボウも自社工場からの排水処理が大きな課題であった。加工工場からのアルカリ性排水をPH基準値内に処理するために高価な酸中和剤を使わざるを得なかった。そこでクラボウは酸性ガス(CO2・SOx)を含むボイラーなどからの排煙を排水中に溶かすという画期的なシステムを開発。いち早く自社工場に導入した。
水の次は空。空の次は、土だった。
Kurabo・Babble・ Contact・Absober(KBCA)と名付けられたこの装置は工場からのアルカリ性排水を見事に改善した。そればかりか、排煙に含まれるSOx(亜硫酸ガス)も高効率除去できた。折しもSOx値規制が発動され、市場のニーズの高まりもあり、KBCA排煙脱硫装置は商品化。その需要は他に競合製品がなかったため、一気に広がりを見せた。次にクラボウは汚泥処理部門へと進出。これも自社工場廃液の汚濁処理という課題を解決するために開発した、高度な技術を生かすことで成功。環境プラントメーカーとしての地歩を築き上げた。
そして、ダイオキシン、3Rへの取り組みへと。
近年、第二次環境立法の時代にあって、ダイオキシン除去が緊急課題となっている。クラボウもいち早くこの課題に総力を挙げて着手。排ガス中のダイオキシン処理システムKISCAMの商品化をはじめ、水中の処理システムの開発にも成功した。今や、大気・水・土(汚泥処理等)の3分野で幅広く環境プラントを開発するクラボウ。その基本視点は、メーカーであると同時にユーザーであるため、常に厳正。今後は3つの環境課題、リサイクル、リユース、リデュースの3Rへの取り組みにも、永年培ったノウハウを発揮。最適な環境システムを提案していく。


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