シリーズ7
技術研究所

繊維と非繊維。一見、全く異なる両域への展開を続ける クラボウ。その原動力となるのが、技術研究所である。 化学系と物理系、両分野をカバーする専門家を多数有し、 同時に事業部間の橋渡しを担う専門部署、事業化推進部との連携で 新規プロジェクトへの対応は驚くべき早さを見せる。
日経産業新聞 2002.5.16 掲載

クラボウ烈伝  シリーズ7 技術研究所
綿紡績で創業し、百十余年の時を経て、今や繊維の枠を超え、
多彩な分野へと発展の場を拡げ続けるクラボウ。
それぞれの足がかりとなった着想、決断、そして試行の足跡を追う。
事業・商品の開発中枢へ
クラボウの多角化。全てここから始まった。
繊維事業の技術研究グループに端を発するクラボウの技術研究所。1960年代初頭の発足当初は基礎研究が中心であったが、折からの新規事業開発機運を受け、非繊維部門の技術開発に着手。エンジニアリング部門の排煙脱硫装置開発に貢献して以来、化成品・エレクトロニクスなども含めた新技術開発を支える部門として発展してきた。
化学系と物理系。多領域の専門家が結集。
「繊維化学」「材料化学」「分析技術」「生化学」をカバーする化学系。「情報処理」「視覚システム」「光センシング」「メカトロニクス」4領域の物理系。現在、技術研究所はこれらの研究グループから構成される。そして、市場ニーズの多様化と共に要求される技術の複合化に対して、柔軟な情報と人材の交流を武器に迅速な対応を実現している。繊維と非繊維、異種分野における技術の深耕が現在の多領域展開へと結実したクラボウの強みはここにある。
発想はマーケットイン。橋渡しは事業化推進部。
技術研究所の研究テーマは各事業部の営業が入手するマーケットニーズから誕生する。その際、事業部と研究所を結ぶのが事業化推進部である。課題解決のための各グループの技術融合・複合を企画立案し、マーケットを調査。事業化の可能性を検証し、各部門の研究者を集めてプロジェクトとして立ち上げる…。この一連の手続きを担当する専門部署を備えているからこそ、技術研究所は事業としての成否を視野に入れた効率的な技術開発に専念できると言える。
他を圧倒する開発速度。その一例が血管新生キット。
事業化推進部と技術研究所。この連携が生んだ成功事例は多い。例えば血管新生キット。再生医療で注目される血管新生研究に必須の血管新生の計測。それまで血管新生キットを商品化していたクラボウは、その自動計測ニーズをキャッチすると共に、エレクトロニクス事業部の計測技術とバイオメディカル部の培養技術を融合させ、わずか1週間前後で商品化の判断を下した。この迅速な決断を支える研究環境がクラボウの未来を支えているといっても過言ではない。


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