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生まれ変わる和紙
デニムを再生したデニム
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繊維事業部 繊維第一部門
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クラボウ 広報グループ
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みんなで止めよう温暖化 「クラボウ」チーム・マイナス6%
ECOなクラボウ。
アースデニム編
日本に製紙法が伝わったのは約1400年前。和紙は大変貴重なものでしたが、
植物繊維だけで作られるため、「漉(す)き直す」ことによって再生・再使用が可能でした。
ただ元の紙の墨は完全に取り除けなかったので薄黒く、薄墨紙(うすずみがみ)とも呼ばれました。
この薄墨紙のように、デニムの紡績や製造工程で発生するさまざまなロスを
回収して、綿(わた)に近い状態に戻して、再び紡績、インディゴ染色するのが
クラボウの「アースデニム」です。その優れた特長と環境への貢献をご紹介します。
生まれ変わる和紙
和紙の歴史は、1400年
日本に墨と製紙法を伝えたのは高句麗の僧曇徴(どんちょう)で、約1400年昔の飛鳥時代だと、日本書紀に記録されています。その後、戸籍を記録する必要から、日本各地で紙が作られるようになりました。大宝律令が施行された702年の美濃、筑前、豊後の戸籍が正倉院に残っていますが、その紙もそれぞれの国で漉かれたものだそうです。
和紙は、自然素材100%
和紙の原料はいろいろですが、どれも自然の植物繊維100%です。中国から伝わった頃は麻でしたが、その後身近にある稲、竹などが使われ、いまでも沖縄では芭蕉、北海道では笹を原料に紙漉きが行われています。現在は栽培が容易なコウゾ(クワ科)がほとんどで、他に日本のお札に使われるミツマタ、野生のガンピなどがあります。(※写真は、コウゾの枝)
手漉き和紙は、流し漉き
現在の和紙で一般的な紙漉きの技法が始まったのは平安時代でした。その工程は原料の刈り取りから20近くもあります。原料にする木の枝を刈り、蒸す、乾燥する、皮を剥ぐ。流水に晒し、内側の白皮を取る。白皮をソーダ灰で煮て、流水で晒す。天日で干す。繊維の傷、節、汚れを取り除く。その繊維を叩きほぐして綿のようにする。それだけの準備を終えて、紙に漉くことができます。その繊維を舟に入れ、水とトロロアオイなどの粘液を加えて、簀桁(すげた)という枠を前後左右に揺すりながら紙を漉くので、流し漉きと呼ばれます。
貴重な和紙を、漉き返す
江戸時代、各藩は製紙を奨励して江戸には諸国の紙が集まり、庶民にも浸透しましたが、それまで紙はとても貴重なものでした。そこで墨書きされた反古(ほご)の和紙を元の繊維に戻して漉き直す「漉き返し」が早くから行われ、宿紙(すくし、しゅくし)と呼ばれました。宿紙は、紙の墨が十分に脱色できないため、ムラのある薄黒い紙になったので「薄墨紙」とも呼ばれました。紙の大量生産が可能になった江戸時代には漉き直しの必要がなくなりましたが、その淡い墨の風情を愛して、わざと墨を混ぜて染めて薄墨紙をつくりました。現在では、書道家などから書き終えた和紙を回収して漉き直した薄墨紙が製作されています。(※写真は、現代の薄墨紙)
和紙のように、デニムも再生
墨のついた和紙を漉き返して薄墨紙をつくるように、デニムの紡績、染色、織布工程で出たロス糸や縫製での裁断ロスなどを回収して、またデニムとして再生するのが、クラボウの「アースデニム」です。ロス糸にはすでに色が着いているので、濃色の染色に必要な硫化染料を使わず、インディゴ染料だけで濃く深い表情のデニムが生まれます。ロス糸の再利用はこれまで廃棄物として燃焼した時のCO2や原綿、染料などを削減。また従来の複雑な排水処理も不要になりました。
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