Electronics Field. 環境メカトロニクス事業部 エレクトロニクス分野 クラボウのエレクトロニクス技術の深化をお届けします。 クラボウホ-ムペ-ジヘ

ホームへ 製品検索 導入事例 サポート 知識の部屋 問合せ・資料請求 事業部概要 サイトマップ
 
ホーム >> 知識の部屋 >> 色の話



<<-- 知識の部屋 TOP
色の話
1. 色彩学の基礎知識
1-1. 色の認識
1-2. 視野角
1-3. 色のあらわし方
1-4. 混色の種類
1-5. 物体色の測定
1-6. メタメリズムと演色性
   
2. 色の差を読む
2-1. CIE1976Lab色差式
2-2. CMC(1:c)色差式
2-3. CIE94色差式
2-4. 各色差式の現状とその他色差式
   
3. 調色業務における色の企画と設計
3-1. 色処方の設計
3-2. CCMに求められること
   
4. 色を処方にする
4-1. 色を濃度で見る
4-2. 複数の色を混ぜる
4-3. 色剤個々の色を予測する
4-4. 色を合わせる
   
 
 1.色彩学の基礎知識

 1-3.色のあらわし方

 1-3-4.マンセル表色系

1905年、画家のA.H.マンセルが考案したものです。これに修正・検討を加えたものが、1943年アメリカ光学学会から提案されました。現在広く使用されているのは、この修正マンセル表色系であり、JIS8721に採用され、XYZ表色系との対比が規定されています。

図10 マンセル表色系
図10 マンセル表色系
 

マンセル表色系による知覚色の表示は色相(H)、明度(V)、彩度(C)の3つの属性により、HV/Cと表記されます。

図10の左には色相の関係を現したものでマンセル色相環と呼ばれています。色相環の中心は、無彩色である。右側の図は色相を切り取って横に見た状態で、マンセル色票と呼ばれる。マンセル色票は横に彩度・縦に明度を表します。


 1-3-5.CIE1976 L*u*v*表色系

物体色よりは、照明関係で用いられる表色系で、L値は76L*a*b*表色系と同じ方法で計算されます。u*v*は色相と彩度をあらわす色度であり次の計算式で求められます。
 



 
 
前へ   次へ
 
プライバシーポリシー