クラボウ(資本金220億円、本社 大阪市中央区、社長 井上晶博)繊維事業部は、人と地球の健やかな環境を考える「ヒューマン・フレンドリー発想」のもと、環境に配慮した様々な新技術・新製品の開発を積極的に進めています。この度製造工程で発生するロス糸などを再利用し、かつ、CO2の発生を削減したデニム素材“アースデニム”の開発に成功しました。4月22日(火)・23日(水)に、東京で開催するジーンズ・カジュアル課の内見会「Rock the Denim」において、“アースデニム”を出展いたします。
1.“アースデニム”の開発
(1)製造方法 “アースデニム”は、大まかには次の工程を経て製造されます。
工程1:ロス糸などの回収と染色 クラボウの各工場での紡績工程で発生するロス糸を回収し、これを染色するとともに、デニムの織布、染色加工、縫製の各工程において排出される様々なロス(落ち綿、反物の耳、裁断屑など)を回収する。
工程2:紡績・染色 染色したロス糸と回収後の屑物を開繊して綿に近い状態にし、通常の原綿と混ぜ合わせて再び紡績し、インディゴ染料のみで染色する。
この製造方法により、紡績された糸の一部はすでに色が着いているため、濃色の染色に必要な硫化染料を使用せずに、通常のインディゴ染料による染色だけで、黒味がかった濃色デニムとなります。また、ロス糸を染色する際に任意の色で染色することにより、赤みがかった色や緑がかった色など様々な表情を作り出すことも可能となります。
(2)環境負荷の低減 “アースデニム”は、その製造方法の特性から廃棄物の再利用、CO2の排出量削減など、環境への負荷を抑制することができるECO素材です。
@従来廃棄物として捨てられていた工程でのロス糸などを再利用するため、廃棄物の焼却時に発生するCO2を削減できます。 A再利用綿を使用するため、通常の原料(原綿)の使用量を削減できます。 B再度、紡績された糸は既に着色してあるため、インディゴ染色の段階で染料の使用量を半減できます。これにより染料製造時に発生するCO2を削減できます。 C硫化染料を全く使用しないため、複雑な排水処理を必要としません。
以上のことから、“アースデニム”は1本当たり合計で約30g(当社計算値)のCO2を削減することができ、これはクローバー180本分の1年当たりのCO2吸収量に相当します。
2.ジーンズ・カジュアル課内見会 “アースデニム”は、ジーンズ&カジュアル展示会「Rock the Denim」に出展いたします。 会期:平成20年4月22日(火)・23日(水) 時間:AM10:00〜PM5:00 会場:アッセンブリールーム632 東京都渋谷区神宮前6-32-10 ベーカリーカフェ632 2階
3.お問い合わせ先 クラボウ 繊維事業部 大阪本社 テキスタイル第二部 ジーンズ・カジュアル課 担当:三谷 〒541-8581大阪市中央区久太郎町2−4−31 TEL:06−6266−5325 FAX:06−6266−5204 大阪本社 営業統括部マーケティンググループ 担当:内田 TEL:06−6266−5303 FAX:06−6266−5380 東京支社 繊維営業第一部セールスサポートグループ 担当:畠山 〒103-0023東京都中央区日本橋本町2−7−1 TEL:03−3639−7065 FAX:03−3639−7095
以 上
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