ニュースリリース

2000年

2000年07月28日

羊毛事業の再構築について

 

クラボウ(資本金 220億円、本社 大阪市中央区、社長 真銅孝三)は、この度羊毛事業の再構築を図るため、木曽川工場(愛知県木曽川町…別紙)紡績部門等の津工場(三重県津市…別紙)への移転集約化について、その大綱を労働組合に申し入れいたしました。
      
                     
1.再構築の理由
        
 羊毛業界におきましては、消費傾向のカジュアル化や衣料素材としてのウール離れが進んでおり、この状況が好転することは当面望めないものと思われます。
 当社羊毛事業部は、このような状況に対処するために、工場を集約化したうえで集中的に投資を行い、津工場における紡織加工一貫体制を一層推進するとともに、コスト競争力を強化し、市場の変化に対応した生産体制を構築することが必要であると判断いたしました。
 具体的には、木曽川工場の紡績等の設備を津工場に移設し、紡績部門を集約して一元管理するとともに、効率の悪い老朽設備を廃棄いたします。なお、移転集約化によりまして木曽川工場の操業は休止いたしますが、同工場に駐在する営業部門につきましては、同工場内に営業拠点を設置し業務を継続いたします。
              

2.再構築の概要

 (1)設備及び生産高(津・木曽川工場合計)
   ■設 備
           (現 状) (集約後) (増 減)
梳毛式精紡機:32,728錘 22,140錘 △10,588錘

    ■生産高(紡績量)
     生産高は、現在の年間2,600トン体制から年間1,500トン体制に削減し、
     収益性の比較的高い差別化糸・高技術複合糸に特化することにより
     収益向上を目指します。
           
 (2)雇 用
   木曽川工場の従業員につきましては、
   (イ)津工場を主体とする全事業所への転勤
   (ロ)グループ各企業への転籍
   を柱に完全雇用を保障します。
   なお、就学中の者につきましては、就学権を保障し、その具体的実施に伴う
   細部事項につきましては別途労使協議する予定です。
             
 (3)今後のスケジュール
   津工場への機械設備移設を順次実施し、平成13年3月末をめどとして
   木曽川工場の操業を休止する予定です。
         
         
3.発生費用
  この措置に伴い発生する損失は、平成12年度 約4億円、平成13年度 約8億円、
  総額約12億円を見込んでおります。
  なお、平成12年度の業績予想につきましては、全体の業績を見直し後、
  改めて発表いたします。
      
            
4.問い合わせ先
  〒541-8581
  大阪市中央区久太郎町2-4-31
  クラボウ  総務部 広報グループ
  TEL (06)6266-5071
                                     以上  
             
別紙
1.津工場の概要(平成12年3月31日現在)
(1)所在地 :三重県津市江戸橋3丁目85番地
(2)工場設置 :昭和10年5月
(3)工場敷地面積 :約152千平方メートル(約46千坪)
(4)設備 :■梳毛式精紡機 14,960錘
■織 機 86台
■反染機 35台
(5)生産品目及び量:■生産品目 梳毛・合繊糸、毛織物
■生産量 糸 1,100トン/年、織物 3,000千メートル/年
(6)従業員 :246人(男性140人、女性106人)
臨時社員・パートタイマー含む。

2.木曽川工場の概要(平成12年3月31日現在)
(1)所在地 :愛知県葉栗郡木曽川町大字黒田字南八ッケ池25-1
(2)工場設置 :昭和17年2月
(3)工場敷地面積 :約93千平方メートル(約28千坪)
(4)設備 :梳毛式精紡機 17,768錘
(5)生産品目及び量:■生産品目 梳毛・合繊糸
■生産量 糸 1,500トン/年
(6)従業員 :148人(男性70人、女性78人)
臨時社員・パートタイマー含む。



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