ニュースリリース

2001年

2001年09月27日

繊維業界向けInternet、XML対応統合型受発注・生産管理システムを開発
Microsoft(r) BizTalk Server2000に対応

 

クラボウ(資本金220億円、本社 大阪市中央区、社長 エレクトロニクス事業部は、Internet、XML(注1)に対応した繊維業界向け統合型受発注・生産管理システムの開発・事業化に着手することとなりました。 本システムは、Microsoft(r) BizTalk Server2000を核としており、さまざまな電子商取引(EDI、BtoBシステム)、サプライチェーンシステムに柔軟に対応します。また、開発にあたってはマイクロソフト株式会社(注2)の技術支援を受け、繊維業界のIT化に向けたさまざまなマーケティング活動も同社と共同で実施してまいります。さらに、本システムのモデルを10月8日から大阪で開催される第7回大阪国際繊維機械ショー(OTEMAS)で一般に公開いたします。
 
                     
1.開発の背景
 従来の繊維業界向け受発注・生産管理システムは、統合を目的としたITフレームワークが欠如しており、企画デザイン、原反染色、縫製、流通といった工程ごとに独立した異なるシステムとして設計されていたため、出荷情報や進捗を一元的に管理すことは不可能でした。さらに、業界の90%が熟練工に依存する捺染型(フラットスクリーン)の製造など、製造工程の標準化やデジタル化の遅れが指摘されていました。
        
             
2.システムの内容
 これらの問題点に対して、当社はデザインCADをはじめ、コンピュータ・カラーマッチング・システム(CCM)や生産管理システム“ARIS”などの販売実績があり、

 (1)デザインCADのデータから捺染型の製造や染色工程での測色・調色に至る
   すべての工程のデジタル化を既に実現しております。
 (2)本システムによって、デジタル化された工程の進捗状態、能率、生産性を
   パソコンや携帯電話、PDAの電子メールを使って通知することや、工程の自動計画、
   資源の再配置などの自動化が可能となります。
 (3)デジタル化が進んでいる縫製、流通の工程管理システムをXMLに対応させ、
   Internetによる通信を利用することにより、より一貫した統合システムの
   実現を図ってまいります。
 (4)Microsoft BizTalk Server2000の採用により、業界内で推進されている
   さまざまなECサイトへの対応、EDIシステムへの対応が低価格かつ柔軟に行え、
   Internet対応による通信コストの低減、ペーパーレス化を推進します。

 以上のように、本システムは既存の商取引の枠組みを大きく変更することなく電子化することにより、業界の生産性向上と競争力の維持を目指してまいります。
          
            
3.その他
 本システムの開発にあたっては、マイクロソフト社のMicrosoft e-Corp Communication Partners Programによる技術支援とマーケティング支援を受けており、今後、業界のIT化、EC化の推進にあたって共同でセミナーの開催等を推進してまいります。
 マイクロソフト株式会社執行役員 エンタープライズソリューション本部長 瀬戸口靜美氏は次のように述べています。「倉敷紡績株式会社のBizTalk Server2000を中核としたシステムの開発を歓迎します。マイクロソフトは日本の繊維産業の競争力向上に向けたIT化推進を引き続き支援してまいります。」
 クラボウ常務取締役 エレクトロニクス事業部長 福井雅之は「本システムは繊維産業におけるさまざまなBtoBシステム、マーケットプレイスに柔軟に対応するオープンなシステムであり、XML化への対応、クイックレスポンス、多品種少ロット、低コストという業界の課題を解決するものと確信しています。当社が有する色彩 科学のコア・リソースを組み込むことで、他社に類をみない戦略システムとして構築し、繊維のみならず、塗料、化成品といった非繊維業界向けのシステムも投入してまいります。」
              
               
4.お問合せ先
  〒541-8581 大阪市中央区久太郎町2―4―31
  クラボウ大阪本社
  エレクトロニクス事業部 システム営業部システム営業第二課
  TEL:06-6266-5507  担当:成田

  システムの概要及びOTEMAS出展概要:別紙のとおりです。
                 
                                         以 上
            
                   

(注1)Extensible Markup Language
ISOで標準化されたSGML(Standard Generalized Markup Language)をWeb上で
使いやすくするためW3C(World Wide Web Consortium)が制定した言語。
Webを通じて異なるシステムが情報を交換したり、データの流れをルール化する
などが可能となる。
               
(注2)マイクロソフト株式会社 
東京都渋谷区笹塚1丁目50-1
代表取締役社長 阿多 親市
http://www.microsoft.com/japan/



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