ニュースリリース

2003年

2003年11月13日

新素材「キユーピッドのたんじょう」-異業種4社によるコラボレーション-について

 

ク  ラ  ボ  ウ
伊藤忠商事(株)

 

 クラボウ(資本金220億円、本社 大阪市中央区、社長 と伊藤忠商事株式会社は卵殻膜を原料とする卵殻膜プロテイン(=EMP/Eggshell Membrane Protein)を使用した天然繊維の新素材「キユーピッドのたんじょう」を共同開発致しました。

 卵の薄皮である卵殻膜の利用は、古くから相撲力士達の裂傷した皮膚への貼り付けや中国漢方薬の集大成「本草綱目」で紹介されるなど、その効能は民間療法として広く利用されてきました。これは卵殻膜(EMプロテイン)に多く含まれる『肌再生アミノ酸』プロリン/シスチン等の作用によるものといわれています。キユーピー株式会社ファインケミカル部の長年の研究により、EMPは、ヒト真皮繊維芽細胞のⅢ型コラーゲンを増殖させ、皮膚に柔軟性やみずみずしさをもたらし、つややかでハリのあるお肌をサポートすることも明らかにされています。また、技術革新によりEMPの大量生産技術も確立され、既に化粧品原料や健康食品等に広く流通しております。

 卵殻膜新素材「キユーピッドのたんじょう」は、キユーピー株式会社より提供される卵殻膜原料(EMP)を、繊維へスムーズに固着を可能にするために出光テクノファイン株式会社の超微粉技術で平均粒径5ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)のパウダーとし、天然繊維に加工した肌にやさしい新素材です。
 販売にあたっては、クラボウと伊藤忠の共同販売とし、肌への優しさを優先した商品アイテムを展開致します。
 この第一歩として、クラボウ綿合繊事業部素材展「クラボウ美紡館」(11月13日・14日 東京・中央区サンライズビル4F)にて、商品提案をスタートいたします。
 またあわせて、天然の卵から生まれた新素材というイメージキャラクターを作り、「キユーピッドのたんじょう」と名前を付け、縫製品へのネームの縫い込みやパッケージ・下げ札などでの店頭での差別化を行います。今後は衣料品のみならず、生活雑貨にも商品開発を広げて行く予定です。

 また、本商品は、従来マヨネーズ生産工程において発生した卵殻膜を、共同4社の技術・ノウハウにより、更なる用途拡大に成功したという意味で地球資源に配慮した素材でもあります。
食品メーカー・化学品メーカー・紡績会社・商社の4社が一つになり、それぞれの得意分野で培った高度な技術を活かしたコラボレーション型の開発で、消費者に安全と安心・信頼感を提供するモノづくりを今後とも目指して参ります。

 

以上

 

(本件問い合わせ先)

クラボウ  綿合繊事業部 技術部開発課 課長 佐野高司 Tel:06-6266-5367



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