ニュースリリース

2015年

2015年07月23日

「遺伝子検査」で、クラボウと東洋製罐GHDがジョイントビジネスを開始
~ 一度に複数の遺伝子を目視検出する「GeneFields」 ~

 

倉敷紡績株式会社(資本金 220億円、本社 大阪市中央区、社長 藤田晴哉、以下 クラボウ)と東洋製罐グループホールディングス株式会社(資本金 110億円、本社 東京都品川区、社長 中井隆夫、以下 東洋製罐GHD)は、特定の遺伝子を短時間で簡単に検出できる新しいキット「GeneFields(ジーン・フィールド)」の開発・生産および販売の共同事業(「ジョイントビジネス」)を展開いたします。平成32年度に売上高50億円の事業規模を目指します。

 

1.ジョイントビジネスについて

従来の遺伝子検査法では、特定の遺伝子の有無を検出する専用の装置(約100~500万円)が必要で、検査作業も煩雑で専門の技術者が4~5時間かけて検出していました。そのため、低コスト・短時間で簡単に遺伝子検査ができる方法へのニーズが高まっています。

このニーズに応えるべく、クラボウと東洋製罐GHDは両社のノウハウをいかした検査方法とそれに使用する専用検査キットの開発・販売に共同で取り組むことといたしました。

クラボウは、バイオメディカル事業で培った遺伝子解析技術の活用により、特定したい対象の遺伝子(「ターゲット遺伝子」)のみに反応する特異的プライマー(注1)の設計技術を確立し、ターゲット遺伝子の有無を専用の装置による検出の必要がなく、目視で「簡単・低コスト・高感度」に判定できる核酸クロマトグラフィー検査方法の開発に成功しました。これにより、一度に複数の遺伝子を検出することができるようになり、検査の効率化・低コスト化が図れます。一方で、遺伝子検査は検査対象以外の検体が少しでも混入すると不正確な結果となるという課題があり、この課題の解決のため、東洋製罐GHDは「食の安全・安心」を長年支えてきた包装容器製造技術を駆使し、検査対象以外の検体の混入を防ぐ専用容器の設計・開発を行い、両社が共同して、簡単かつ正確な特定遺伝子検査用キット(「核酸クロマトグラフィー検査キット」)の製品化を実現します。

今後は、この核酸クロマトグラフィー検査キットを「GeneFields(ジーン・フィールド)」のブランド名で、クラボウと東洋製罐GHDの両社で販売します。医療や食品分野における日常の検査レベルでの事業開発に取り組み、新たな遺伝子検査市場の創造と顧客企業の合理化・利便性向上に貢献してまいります。

 

2.お問い合わせ先

 倉敷紡績株式会社 バイオメディカル部  担当:小郷

  〒572-0823 大阪府寝屋川市下木田町14-5 

    TEL:072-820-3079 FAX:072-820-3095

  クラボウホームページ http://www.kurabo.co.jp/

 

 東洋製罐グループホールディングス株式会社 

  ライフサイエンス事業推進室/遺伝子検査グループ 担当:吉田

  東京都品川区東五反田2-18-1 大崎フォレストビルディング 

  TEL:03-4514-2003  FAX:03-3280-8111

  東洋製罐グループホールディングスホームページ http://www.tskg-hd.com/

 

以 上

 

【用語解説】  

(注1) 特異的プライマー

特異的プライマーとは、例えば肉種であればウシのみ、ブタのみといった特定の遺伝子を選択し増幅できる人工DNAのことです。使用する際は、検査対象に複数の特異的プライマーを混ぜて使用すれば同時に複数の遺伝子の検出ができるようになります。



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