ニュースリリース

2017年

2017年05月19日

"もったいない"から生まれた"もっといい" 「L∞PLUS(ループラス)」を提案
~縫製時に出る"裁断くず"から生まれる未来~

 

クラボウ(資本金 220億円、本社 大阪市中央区、社長 藤田晴哉)繊維事業部は、地球環境保全活動の取り組みのひとつである廃棄物の再資源化活動「ゼロエミッション」をさらに進め、従来は廃棄されていた縫製工程で発生する“裁断くず”を資源として再活用する取り組み「LPLUS(ループラス)」を開始いたします。また、525()26(金)に開催する「2018クラボウグループ繊維展」(注1)において「LPLUS(ループラス)」の展示・提案を行います。詳細については下記の通りです。

 

 

1.開発の経緯

クラボウは以前から、人と地球の健やかな環境を考える「ヒューマン・フレンドリー発想」のもと、グループ全体で環境保全活動を行っており、その一環として、国内外のクラボウグループ各事業所から出る廃棄物の再資源化率を限りなく100%に近づける活動「ゼロエミッション」にも積極的に取り組んでいます。今回はこれをさらに推し進め、廃棄物の再資源化の取り組みを縫製工程まで広げることに挑戦しました。

省資源化の取り組みはさまざまな分野で行われていますが、金属やプラスチックなどに比べると繊維のリサイクル率はまだ低いのが現状です。この問題に対してクラボウでは、同じ組成や色に分別して集めることが比較的容易な繊維廃棄物として、服を作る縫製工程で発生する“裁断くず”に着目しました。“裁断くず”は、アイテムやデザインによって異なりますが、使用する生地量に対し10%20%程度で発生すると言われており、その多くが廃棄処分されているのが現状です。クラボウは、長年積み重ねてきた開繊・反毛のノウハウと高度な紡績、織布・編、染色・加工の技術を組み合わせることで、服や雑貨など高付加価値商品の原材料として再資源化する技術を確立しました。

 

2.「L∞PLUS(ループラス)」について

「LPLUS(ループラス)」は、「“もったいない”から生まれた“もっといい”」をコンセプトとしたサステイナブル(注2)な取り組みと、そこから生まれる繊維製品や紙製品、プラスチック製品の総称です。

“裁断くず”を、縫製工程との連携により同じ組成や色に分別して集め、さまざまな繊維製品の原材料として再資源化し、服などの身近なファッションアイテムとして蘇らせます。さらに、紙製品やプラスチック製品の原材料として活用することも、国立大学法人 京都工芸繊維大学 木村照夫名誉教授との取り組みにより進めています。

クラボウでは、「LPLUS(ループラス)」を通して、縫製工程での廃棄物削減と高付加価値商品の創出を両立する“一歩進んだゼロエミッション”を目指すとともに、ものづくりの素晴らしさや資源の大切さについて社会へ提起していきたいと考えており、これに賛同し共に取り組んでいただけるパートナー企業を募集しています。

 

 

(1)商品特長

・ユニーク

再資源化された原材料だからこそ生まれる自然で豊かな表情。
これにより唯一無二の個性が生まれます。

・ボーダレス

例えば、カットーソーの“裁断くず”がパンツやスカートへ、
さらに紙製品やプラスチック製品へと生まれ変わります。

・サステイナブル

身近な商品を通して地球環境保全について考え、行動することで、
幸せで豊かな暮らしを次の世代につなげます。

(2)ブランド名の由来

「LOOP(循環)」と「PLUS(価値を加える)」による造語。

(3)販売開始時期

平成296月より

 

3.お問い合わせ先

クラボウ 繊維事業部   http://www.kurabo.co.jp/cotton

営業統括部 マーケティング課 担当:坂東

〒541-8581 大阪市中央区久太郎町2-4-31

TEL:06-6266-5303 FAX06-6266-5380

以 上

 

 

 

(注12018クラボウグループ繊維展

開催日時:平成29525()26() 10時~17

開催場所:時事通信ホール

      (住所)〒104-8178 東京都中央区銀座5-15-8

 

(注2)サステイナブル

将来の世代が必要とするものを損なうことなく、現在の世代の要求を満足させる、持続可能であるさま。



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