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チノの歴史
米軍が中国(China)から購入したことをきっかけに、その名称がついたチノ。その後、一般のカジュアルウェアとして広く浸透するようになりました。はや110年以上にわたるチノの歴史を一挙ご紹介します。
1890年頃 在インドの英国軍がカーキを採用。本来、白い制服が土ボコリで汚れた色をカーキと呼びました。カーキとはインドの方言でまさに“土ボコリ”を指します。
1900年頃 米軍がカーキを夏季用正式ユニフォームに採用しました(1902年)。中東やアジアの戦地における“保護色”の意味合いも込められていました。
1930年頃 チノクロスを使ったパンツが米軍の夏期ユニフォームとして正式採用されました(1937年)。この頃、現在のチノが完成されたことになります。
1950年頃 WWIIモデルが完成されました。第二次世界大戦でさまざまなディテール変更がなされ、軍規格をクリアした質実剛健なミリタリー・パンツへと成長しました。
1960年頃 ジップフロントとなりました。その他、ウォッチポケットが簡素化されたり、フラップ付きの尻ポケが登場したりし、完成度も高まりました。
1970年頃 アメリカ東部のお坊ちゃまが、チノをオシャレ着としてはき始め、たちまち日本でも大ブームになりました(いわゆるプレッピー・ブーム)。ツータックが基本でした。
1980年頃 チノパンが米軍の正式制服から姿を消しました。代わって採用されたのがトロピカル・ウーステッドのもの。しかし、チノ愛用者は世界中で増え続けていきました。
1996年頃 ミリタリー・レプリカ・ブーム到来。8.2オンスのヘビーウエイト・チノを使ったWWIIモデルに人気が集中しました。これにより誰もが1本は持っているという時代になりました。
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