採用情報

事業部紹介:化成品事業部

1962年に工場を竣工してポリウレタン事業に参入し、翌年、事業部を発足。マットレスや断熱材を扱うウレタンフォームから合成樹脂成型品、合成木材、機能性フィルムまでアメーバ的に製品分野を広げています。

01.詳細を見る/なんでもかんでもお任せあれ/身の回りの色々なものが私たちの素材で作られていること、ご存知でしたか?お客様の求める性能を実現する商品開発力がここにあります。

03.詳細を見る/未来に必要なものを創る/太陽光発電を支えるなど、常に時代の先頭を走り続けます。

"良いモノづくりは道具から" 品質はもちろんですが、生産効率も重視しなくてはいけません。クラボウのモノづくりを支える機械のお仕事を紹介します。

02.詳細を見る/世界中で働く/より良い商品を提供し、より良い原材料を仕入れるために、私たちは海外事業に取り組んでいます。

04.詳細を見る/新市場への提案/事業の垣根を越えた技術でお客様のニーズに応えます。

01. なんでもかんでもお任せあれ

お客様が求めるものはなんでも開発。

化成品事業部には、ウレタンフォームやフィルムなど市場のすそ野が広い汎用品分野を事業領域にする産業資材部と、合成木材や断熱材などの専用品を扱う環境マテリアル部という2つの営業部隊があります。汎用品分野では特定のお客様に深く入り込み、お客様のニーズをカタチにします。また専用品分野では、メーカーとしての製造・加工の技術、ノウハウを強みに、新しいお客様の開拓を進めています。

<ウレタンフォーム> 自動車の内装/家屋の断熱材

クッション性に優れた自動車用シートや天井材などの自動車内装材分野、マンション・戸建住宅・低温物流倉庫の断熱に関わる断熱材分野に使用されています。
化成品事業の皮切りとなった昔からある製品ですが、緩衝性・吸音性・断熱性など要求の多様化・高度化に伴い、製品もどんどん進化しています。素材の原液を現場でスプレー施工する新しい断熱システムも誕生しました。

<機能性フィルム> 半導体関連部材/フィルム型接着剤

電子部品・自動車内装・太陽電池などのフィルム分野、半導体・液晶・OA機器関連の半導体関連分野、携帯電話やデジタルカメラなどの電子機器などに使用されています。
熱をかけると融解し、その後冷やすと接着するフィルム状ホットメルト型接着剤や、耐熱性が高く、電子部品や半導体関連部材などとして需要が拡大している「スーパーエンプラフィルム」などがあります。

<合成木材> 住宅の外装建材

住まいを快適に保つための機能と環境に美しく映えるデザイン、長く耐えることができる品質を追及したプラスチック製合成木材を住宅の内装材・外装材を中心とした建材分野に提供しています。
一口に合成木材といっても使用原料・生産方法は多種多様で用途も無数にあります。ユーザーは、浴室やキッチン、トイレを扱う住宅設備メーカーを中心に住宅メーカー、また船舶や車両関係のメーカーにも及んでいます。

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02. 世界中で働く

海外に挑戦していく機運が盛ん。

海外展開を進めるお客様に商品を提供するため、2010年はブラジル、2013年には中国で2つ目の現地生産拠点がグループに加わりました。
これからは海外のお客様にモノをつくって販売するだけでなく、海外から高品質・低価格な原材料を調達する海外調達も重要になってきます。海外へ販売、海外から調達というグローバル化の流れの中で、海外に挑戦していきたいという人の活躍の場が広がっています。

海外現地生産を行う企業の割合

グラフ:海外現地生産を行う企業の割合

日本製造業の海外現地生産比率

グラフ:日本製造業の海外現地生産比率

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03. 未来に必要なものを創る

低炭素社会の実現を後押し。

次世代エネルギーとして注目されているものの一つに、太陽光発電があります。この発電の中核となるのが、太陽光をエネルギーに変換する太陽電池。私たちはこれに使用される機能性フィルムを生産しています。
発電層を固定し保護するためのフィルムには、光を通すための透明性、熱や衝撃に耐えるための耐久性、発生した電力を逃がさないための絶縁性などが求められます。太陽電池の発電量に大きく影響する機能性フィルムの性能向上に努めることで、クリーンエネルギーの未来に貢献することになるのです。

図:太陽電池の構造図

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04. 新市場への提案

土木・建築分野の課題を解決。

クラボウの原点である繊維。今も繊維事業部は衣料・雑貨分野が主力市場ですが、この繊維技術を活用して、化成品事業部では土木・建築分野に新たな製品を提案しています。
古くなったトンネルや橋梁からのコンクリート剥落防止用繊維シートやコンクリート構造物の耐久性を向上させる湿潤養生マット、微小なひび割れを検知するシート状センサを開発するなど、土木・建築分野でも役立つ製品をお届けしています。
こうして私たちは見えないところからも暮らしを支えていきます。

私たちの繊維はこんなところでも活躍しています

図:私たちの繊維はこんなところでも活躍しています

コンクリート構造物の微小なひび割れの動きを検知するツール「KK クラックセンサ」が、「2014年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞しました!

コンクリート構造物のクラック検知ツール 「KK クラックセンサ」

"良いモノづくりは道具から" ~維持だけでなく、向上をめざして~

高品質を保ち、効率よく製造するには、新しい製造技術の開発と設備導入・改善が必要不可欠。製造に関わる人々は、日々創意工夫を凝らしています。

群馬工場では耐候性の高い塗装品のニーズが増加しており、生産能力の増強に向けた新塗装技術の開発と塗着率(使用した塗料の量と製品に塗着した塗料の比率)の向上が課題となっていました。そこで従来は機械に2回通して行っていた塗装を1回通しで可能にする新型のフローコート塗装機を独自に設計・開発。これを導入した結果、塗着率は大幅に改善しました。自分たちで機械を設計し、塗装技術を確立させたことが技術陣の自信につながりました。

化成品事業サイト

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化成品事業部の先輩社員

マイナビ2020

マイナビで先輩社員を紹介します

  • 業務 田中 2016年入社 文学部 文学科 社会学コース
  • 開発 高野 2015年入社 理工学研究科 化学材料専攻
  • 営業 岡田 2001年入社 経済学部 経済学科
  • 営業 駒井 2013年入社 環境都市工学部 エネルギー環境工学科
  • 営業 吉村 2015年入社 工芸科学部 物質工学科
  • 品質管理 吉岡 2015年入社 工学研究科 機械物理系専攻
  • 開発 小田川 2006年入社 工学部 応用化学科

※ 取材内容、および登場する社員の所属は取材当時のものです。