採用情報
社員紹介
効率的な仕組みづくりで
化成品事業部全体をサポート
化成品 — 業務
化成品業務部
(2016年入社)
田中 さとみ
自分の存在価値を発揮できる会社に
学生時代は社会学を専攻していました。社会学とは労働、文化、教育、家族などあらゆる社会現象について、メカニズムを考察する学問です。もともと社会階層や格差について興味をもっていましたが、そうしたテーマについて因果関係を追究していくことに面白みを感じ、専攻として選びました。
専攻していた社会学とは関係ありませんが、様々な業界と関わることのできる、素材メーカーを中心に就職活動を行っていました。その中でも、少数精鋭で歴史のある会社を意識して企業を探していたところ、業界本でクラボウを見つけエントリーしました。
クラボウに入社を決めた一番の理由は、教育がしっかりしている点に魅力を感じたからです。選考の途中で、クラボウの新入社員教育には2ヶ月間の工場実習や2週間の海外研修があるということを知りました。「自分の存在価値をより発揮できる会社で働きたい」と思っていたので、採用人数が多くなく、社員教育をしっかりするという点に惹かれました。
現場の声を聞く
入社後は化成品事業部に配属されました。化成品事業部では主に、自動車、建材、半導体、産業資材関連の製品を製造・販売しています。わたしが配属された化成品業務部の役割は、それらが円滑に回るようにサポートしていくことです。
配属後はまず、上記の業務を行う上で必要な知識を付けるため、化成品事業部の全工場を訪問しました。タイトな生産計画の中で一生懸命に働く現場の方々の姿を見て、声を聞けたことはとても印象深かったです。「少しでも効率よく作業したい」「工数を削減したい」という現場での悩み、要望にも応えていきたいと強く感じました。
現場・営業の両者を支える
現在も化成品業務部に所属しておりますが、化成品業務部には、大きく2つの業務があります。1つは原料調達で、より安く、品質の良い原料を、化成品各工場に調達する業務です。2つ目は採算管理で、化成品事業部の各営業課の損益状況を整理・分析する業務です。
また、ほかにも現場が生産活動・営業活動をより効率的に行うために、在庫管理や受発注業務での無駄な工数を削減できないか検討し、そうした仕組みづくりを模索しています。
化成品業務部では、化成品事業部のすべての工場、営業課と関わることができるため、多岐に渡る製品・業界を知ることができます。また、社内やグループ会社の方など多くの方と関わるため、「たくさんの人の依頼に応えられている」「サポートできている」と感じられるときにやりがいを感じます。
現在は生産現場や営業をサポートする立場ですが、いずれは営業に出て、自社製品や技術が誰かのために役立っていることを実感したいです。顧客のことを考えながら仕事をするのは大変なことだと思いますが、その分、やりがいも大きいと思っています。