採用情報
社員紹介
今までとは違う視点から
工場を変えていく
繊維 — 生産管理
繊維事業部 安城工場 織布課
(2018年入社)
小橋 尚教
働く人の人柄の良さ
生物系の勉強に興味があったため、学生時代は、繊維学部で応用生物学科を専攻していました。
就職活動では、ものづくりに興味があったことからメーカーを志望していました。クラボウでは就活生向けのインターンシップが開催されており、私は1か月間のインターンシップに参加しました。その際、会社の雰囲気の良さ、働く人の人柄の良さを感じ、クラボウへの入社を決めました。
ものづくりは楽しい!
入社後は繊維事業部の技術者として、工場の現場での実作業を通して、織機の知識、織機切替作業など基本的な保全作業を習得しました。大学卒業まで、機械に関する知識は全くなかったので、機械の仕組みなどを覚えることが大変でした。また、スパナなどの工具も触ったことがなかったため、基礎的な工具の使い方を一から勉強しなければなりませんでした。切替作業などでは、重量物の運搬もあります。操作を誤ったりすると、大きな事故にもつながるため、一つ一つの作業を気を付けながら行っていました。切替作業(織機に仕掛ける品番が変わるとき、設定などを変更する作業)を初めて一人で行い、モノが作られているところをみたときの達成感を今でも覚えています。「ものづくりは楽しい」と感じた瞬間でした。
オリジナルのシステムで効率アップ
現在は現場作業(織機切替作業、織機のエアーバルブの交換などの予防保全作業)とスマートファクトリー関係の業務を行っています。安城工場では、生産現場の見える化・自動化に取り組んでいます。紡績工程では生産実績の見える化、自動搬送の装置を備え付けたりするなどの取り組みを開始しています。織布工程では生産計画の自動化、欠点箇所での検反機の自動停止などの取り組みを開始しています。工場のスマートファクトリー化にあたり、織機のメーカー、システム関係の会社の方々と連携し、新しいシステムの開発を行っています。自分たちオリジナルのシステムを入れて、工場の効率UP、品質向上につなげられることに仕事のやりがいを感じています。
今後は、スマートファクトリー化を進めるためにも、まずは現場の知識を身につけたいと考えています。繊維工場は古い機械も多いですが、新しい技術、システムを導入し、今までとは違う視点から工場を変えていくことが目標です。