採用情報

社員紹介

化学の力を使って品質管理に貢献

エレクトロニクス — 開発

環境メカトロニクス事業部
技術開発部 製造技術課
(2007年入社)

花桐 慎司

様々な製造現場で

私は、環境メカトロニクス事業部に所属しており、エレクトロニクス分野の計測機器チームにて、赤外線計測機器の製造管理・技術サポートに携わっています。赤外線計測機器とは聞きなじみのない名前ですが、実に様々な製造現場で品質管理機器として活用されています。例えば電子機器には欠かせない最先端の半導体の製造現場から、皆さんの生活にも身近にある食品パッケージの製造現場まで、非常に幅広いです。

社内ではお客様から預かったサンプルの評価や商品の製造管理を、チームメンバーと力を合わせて行っています。また営業担当者とともにお客様へ商品の特徴・優位性の提案にも伺います。様々な業界の製造現場・工場を見ることができるのも、ひとつの楽しみです。

お客さまが抱えていた問題を解決

お客様から「いい製品だ」、「これがないと製造現場が困る」、「やはりクラボウさんにお願いして正解だった」といった言葉をいただけたときは、非常に大きな充実感を覚えます。私たちの商品に満足していただけたことに対する満足感もありますが、それよりも「お客さまが抱えていた問題点や困っていたことを解決することができた」ということに充実感を感じます。

グローバルな商品開発

私個人としての目標は、専門分野である化学以外の分野の知識をさらに広げることと、最先端の商品の製造現場で私たちの計測機器が活用いただけるシチュエーションを見つけることです。また計測機器チームに対する目標は、チームのメンバーがより楽しく、成長し、充実感をもって仕事ができる環境を作り上げることです。

近年、海外のお客様への販売比率がますます高まっているので、海外のお客様のニーズを取り込んだ、グローバルな商品開発を行っていくことも目標の一つです。

違う分野の知識をもつメンバーとともに

クラボウの祖業は「紡績」でしたが、現在はそれだけに留まらず、化成品・バイオメディカル・エンジニアリングやエレクトロニクスと幅広い分野に渡り、事業展開しており、「新しいことに取り組もう」という社風があります。

私が所属している環境メカトロニクス事業部は様々な分野の知識をもつメンバーで構成されています。機械系・電気系・化学系とそれぞれ違う分野の知識をもったメンバーが、手を取り合って刺激し合いながら新商品の開発や営業活動を行っています。そのため仕事を通して自分の専門分野の深化はもちろん、専門分野以外についても学ぶ姿勢をもっていれば学ぶ機会はいつでもあります。

1日の流れ

8:45
出社
9:00
製造グループメンバーでの朝礼
9:30
製造委託先からの問合せ対応

10:00
営業担当者との顧客対応方針の打合せ
11:30
ユーザーからの問合せ対応
12:00
社員食堂で昼食
13:00
サンプルテスト
16:00
資料作成(テスト報告書・業務改善資料)
17:30
グループメンバーの1日の作業の進捗確認
18:00
退社
19:00
帰宅後、テレビや読書
(たまに飲み会)

休日の過ごし方

週末は美術館・博物館に行ったり、映画を観て過ごしています。連休があると、登山や季節の花を見に行くなど、自然に囲まれたなかでリフレッシュしています。
学生時代のようにのんびり過ごすというよりは、平日では味わえないような刺激を求めて過ごしています。

学生へのメッセージ

就職活動をすすめていくなかで嫌でも自分自身と向き合わなければいけません。悩んだり、つらかったり、自分をごまかしたくなったりするかもしれません。それでも自分と向き合ってください。そのなかで皆さんの普段の行動理念が、意識的なもの/無意識的なもの、どちらも見つけることができると思います。そのような皆さんの素の部分が伝えられた時もっとも魅力的に皆さんを見せますし、採用する側も「この人がいる職場はどういう雰囲気か」というイメージを湧かせます。

その企業に対して抱いている勝手なイメージに合わせて作った自分像では、たとえ入社してもいつか窮屈になるときがあります。皆さんの一番魅力的な姿を、笑顔とともに見せてください。