K-IS-A1FⅢ / K-IS-A1FⅢplusA1ノビサイズ フラットベッドカラースキャナ

  • 01LED光源採用

    ウォームアップの必要はありません。
    常に一定の光量が発光されます。

  • 02光学解像度400dpi/800dpi

    一般的なモデルと高精細モデルの二機種を
    ラインナップ

  • 03単一CCDカメラ

    ガラス面から浮いた原稿も画像ズレが
    発生しません

  • 04高速スキャニングモード

    A1サイズのカラースキャンを17.5秒で実現

新しい技術を搭載した、高速・高解像度のカラースキャナ

A1ノビサイズまでの図面、印刷物、和紙公図、地籍図、美術品などの原稿を高精度で、しかも高速で読み取ります。画像データベースへの登録、地籍図、公図入力など、幅広いアプリケーションで利用するための画像を取得する目的での利用が可能です。原稿を固定した状態で読取を行いますので、和紙公図のような貴重資料、絵画作品などの原稿を傷める可能性を軽減します。製本原稿などのデジタル化にもお使いいただくことが可能です。

こんな業界で使用されています

  • コピーサービス業者

  • 建設会社

  • 設備会社

  • 美術館

  • 官公庁

  • アパレル

こんな用途で使用されています

  • A1 までの大型製本図面などの図面原稿の電子化
  • 厚みのある美術品や傷つきやすい和紙公図の電子化
  • 電子化したデータをサーバーに置き、情報共有
  • 電子化したデータをベクトル変換し、CADデータとして活用
  • 印刷された実物をスキャニングし、元データと間違えがないかを検査

ご質問・お見積もりのご依頼等
お気軽にご相談ください。
デモ・サンプルデータ作成の
ご要望も承ります。

商品コード:Z06

仕様一覧はコチラ

機種名 K-IS-A1FⅢ / K-IS-A1FⅢplus
サイズ A1
光学解像度 400dpi / 800dpi
読取解像度 50dpi~800dpi / 50dpi~1600dpi <1dpi単位で設定可能>
距離精度 ±0.05% ±1ピクセル
データキャプチャ カラー:48bit モノクロ:16bit
データアウトプット カラー:36/24bit グレー:16/8bit モノクロ:1bit
最大スキャニングエリア 主走査 609.6mm x 副走査 914.4mm
最大入力原稿幅 915mm
最大メディア厚 無制限(焦点深度:約50mm)
スキャニング速度 24bit RGBカラー 8bit グレースケール モノクロ 96.26mm/秒
8bit グレースケール
モノクロ
センサー仕様 RGB 3ラインCCD
給紙方法 -
インターフェース 1000BASE-T、ネットワーク接続
光源 LED照明
電源 AC100-240V 50/60Hz 250VA
消費電力 95W(動作時)、25W(待機時)
外形寸法 W×D×H 1,620mm × 859.5mm × 1,024mm
重量 157kg
OS Windows10 (64bit)
付属品 電源ケーブル、LANケーブル
関連規格 NRTL(UL60950-1)、CB(ICE60950-1)、EMC、RoHS、VCCI、PSE
オプション フットスイッチ

ソフトウェア

  • 標準添付ソフトウェア

    大型ラスター画像 接合/編集ソフトウェアAupier-GigaStitch
    • 簡単なスキャニング業務から高度な画像編集業務まで幅広い機能を搭載
      大型の地形図、設計図、航空写真などの分割スキャン画像も接合して1枚の画像データに!!

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  • オプションソフトウェア

    コピー&スキャンソフトウェアKB-COPY2
    • 操作性を重視したコピー&スキャンソフト。タッチパネル対応でコピー機感覚で簡単操作。
    • 既設の出力機にWindowsドライバ経由でダイレクトに拡大/縮小コピー可能!

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大型ラスター画像 接合/編集ソフトウェアAupier-GigaStitch

  • ■二点接合機能

    before

    after

    分割スキャンした画像の2箇所を指定して、画像を接合します。画像相関機能により、接続位置を自動的に探索することも可能です。

  • ■クリッピングパス機能

    before

    after

    航空写真などオーバーラップしている画像を重ね合わせる場合に画像ごとのズレを目立ちにくくするための機能です。

  • ■増減色機能

    before

    after

    色あせた古い原稿もくっきりとしたモノクロ画像に補正することができます。

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コピー&スキャンソフトウェアKB-COPY2

  • ■多彩な編集機能

    枠消し、ノイズ除去、トリミング、傾き補正、余白設定など多種多様の編集機能を簡単に行えます

  • ■様々なファイル形式に対応

    TiFF、JPEG、PDF、BMP、PNGなどのファイル形式に対応。TiFF、PDFは複数原稿を1つのファイル形式にまとめるマルチページに対応

  • ■View画面表示

    コピーやファイル保存の前にView画面にて確認、編集が行えます。濃度調整や二値設定などもタイムリーに確認可能

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導入事例Case Studies

  • 株式会社タナカ青写真様

    フラットベッドスキャナ

    昭和32年の創業以来、主に鉄道会社の図面、区役所の図面の複写、印刷全般を行っている総合複写業者。鉄道会社の図面といえば想像のとおり、長尺物(中には15m~20m等)が多々含まれる。また、区役所の図面では製本された大判のBOOK原稿のデジタル化の依頼も多い。従来までの陽画焼付(青焼)、第二原図、電子複写等の業務に加え、日々変...

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    Flatbed

  • ○○印刷会社様の導入事例

    フラットベッドスキャナ

    印刷物制作がデジタル化するに伴い、顧客からの品質保証の要求が高くなっている中で品質管理の重要性が増しています。一方で検査に関する工程が増えることもあり、納期、コスト面からは印刷会社にとって難しい位置づけになりますが、印刷会社のA社では、A0サイズのフラットベッドスキャナを導入することで、検査に費やす時間を大幅に削減でき...

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    Flatbed

  • ○○建設会社様の導入事例

    フラットベッドスキャナ

     二つ折り製本(観音製本)とは広く建設業で用いられる現場用・納品用に使われる製本です。図面を二つに折って背中と小口に糊を入れた製本で、180 度見開きにして閲覧できるため工事建設現場などでよく使われます。マンション等の施工が完了し、引き渡されると同時に修繕等の管理は製本された図面一式、管理組合様に引き継がれるケースが多く...

    Flatbed

  • ○○大学様 図書館閲覧室

    フラットベッドスキャナ

    "本学は創立以来110年近くが過ぎようとしており、その間に度々キャンバス整備が図られてきた。社会・文化・学問の進化に対応してキャンバス内の建物も整備され、建替え、増改築を経て今日に至っている。登録文化財に該当する建物も現存しているなか、キャンバス内の建物群や既に取り壊された建物も含め、建物の変遷を明らかにする研究テーマと...

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    Flatbed

  • 西陣意匠紋紙工業協同組合

    フラットベッドスキャナ

    1934年に創立された西陣意匠紋紙工業協同組合は、京都に脈々と受け継がれてきた伝統工芸「西陣織」を長年支え続けてきた。紋意匠図とは織物の設計図のようなもので、卦紙(けいがみ) という一種の方眼紙へ、現物の図案を引きのばして色別に描きなおしたもの。ネクタイ、帯、着尺など、それぞれ織物の構造が異なることから細かい神経が要求...

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    Flatbed

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株式会社タナカ青写真様

昭和32年の創業以来、主に鉄道会社の図面、区役所の図面の複写、印刷全般を行っている総合複写業者。鉄道会社の図面といえば想像のとおり、長尺物(中には15m~20m等)が多々含まれる。また、区役所の図面では製本された大判のBOOK原稿のデジタル化の依頼も多い。従来までの陽画焼付(青焼)、第二原図、電子複写等の業務に加え、日々変化するデジタル業務に対応すべく、最新鋭のデジタル機を次々に導入。A1フラットスキャナ2台を保有する中で、どのように活用されているのか、運用形態と実際の導入効果について話を伺った。

  • 大判BOOK原稿への対応

    焦点深度が深いので、凹凸の部分も綺麗にスキャン。折込製本はもちろん、和紙原稿、破損が懸念される原稿にも対応可能。A1オーバーサイズは分割スキャンしてAupier-GigaLayソフトウェアにて合成。

  • 2台のフラットベッドスキャナがフル稼働するコピー制作室

    何かと作業に時間を費やすBOOK原稿のスキャニング。モノクロ、カラーを併用させ、生産効率が大幅にUP。

  • ソフトウェアとの融合による既存機器の有効利用

    Aupier-Copy、KB-Copyソフトウェアと組み合わせることで、既存機器へのダイレクト出力が可能になり、コピー作業に最適な機器選択が可能に!

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○○印刷会社様の導入事例

印刷工程での検査・検版業務

印刷物制作がデジタル化するに伴い、顧客からの品質保証の要求が高くなっている中で品質管理の重要性が増しています。一方で検査に関する工程が増えることもあり、納期、コスト面からは印刷会社にとって難しい位置づけになりますが、印刷会社のA社では、A0サイズのフラットベッドスキャナを導入することで、検査に費やす時間を大幅に削減できるようになりました。
今までの検査工程では、A3サイズのスキャナで印刷物をスキャニングして、画像データとオリジナルのデジタルデータと比較して、印刷時の汚れやかすれを検査しておりました。
面付けされた印刷物を単面に切り落とし、8原稿を両面スキャン(計16スキャン)を行い、16回の検査比較を行っておりました。今回、A0のフラットベッドスキャナを導入することにより、単面に切り落とす必要もなくなり、2回のスキャン(表面・裏面)及び2回の検査比較を行うフローに変わることで、大幅に作業の生産性が向上いたしました。

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○○建設会社様の導入事例

ご利用用途
  • 建設業での観音製本電子化業務

    二つ折り製本(観音製本)とは広く建設業で用いられる現場用・納品用に使われる製本です。図面を二つに折って背中と小口に糊を入れた製本で、180 度見開きにして閲覧できるため工事建設現場などでよく使われます。

    マンション等の施工が完了し、引き渡されると同時に修繕等の管理は製本された図面一式、管理組合様に引き継がれるケースが多く、建築ひとつの案件で建築図書は1000ページ以上に達することもあり、さらにそのサイズはA0~A2サイズと大きい図面が殆どです。

    過去の建築図書には、青焼き書類も多く、保存中における劣化が激しく問題となっている状況の中、2008年に建設業法の一部が改正され、建設各社様は営業に関する図書の10年間保存が義務化されました。

  • 導入効果

    ○○建設会社様はデジタルで管理していない時代の施工図、完成図面が事務所倉庫に乱雑に保管されており、特に青焼き図面は時代と共に線が見えなくなり、周りから黄色くなっている状態でした。

    フラットベットスキャナを導入することにより、劣化する紙図面を電子化して管理。急な問い合わせ物件の詳細も、直ぐに調べることが可能になりました。また、今まで外注に出していたスキャン業務も内製化することにより、大幅に外注費用の削減を実現しました。

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○○大学様 図書館閲覧室

ご利用用途
  • 建築資料・図面のデジタル化 データベース構築 ※歴史的建造物の調査・研究

    "本学は創立以来110年近くが過ぎようとしており、その間に度々キャンバス整備が図られてきた。社会・文化・学問の進化に対応してキャンバス内の建物も整備され、建替え、増改築を経て今日に至っている。登録文化財に該当する建物も現存しているなか、キャンバス内の建物群や既に取り壊された建物も含め、建物の変遷を明らかにする研究テーマとして、保管されている設計図面や歴史的資料のデジタル化を目的としてフラットベットスキャナを導入。 設計図面などは青図にされて保管されており、経年変化による劣化が進んできているのがほとんど。デジタル化することにより、本学の歴史的資料を保存する重要な役割となっている。 スキャンした図面は関連資料と画像を含むデータベースに登録され、本研究員が配属されている部署にて閲覧できるようになった。 また、専門的研究の記録にとどめるだけでなく、在校生、卒業生、また一般の方々に広く提供するために冊子の刊行も行っている。

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西陣意匠紋紙工業協同組合

京都の伝統工芸!
西陣織紋意匠図の入力装置として利用されるA1フラットスキャナ

1934年に創立された西陣意匠紋紙工業協同組合は、京都に脈々と受け継がれてきた伝統工芸「西陣織」を長年支え続けてきた。紋意匠図とは織物の設計図のようなもので、卦紙(けいがみ) という一種の方眼紙へ、現物の図案を引きのばして色別に描きなおしたもの。ネクタイ、帯、着尺など、それぞれ織物の構造が異なることから細かい神経が要求される。
紋図のデジタル化の工程で、フラットスキャナがどのように活用されているのか、実際の運用について副理事長に話を伺った。

  • 運用内容(企画・製紋工程)

    西陣織の特色の一つは先染の紋織物(染色した糸を使って模様を織り出す織物)という点にあります。一昔前までは手機が当たり前だったのが、今では機械式の織機が殆ど。しかし、職人の技術が必要であることには変わりありません。従って、織りあがるまでには多数の工程を必要とし、これらの工程の殆どが分業システムによって専門職の人々の手で行われています。大きくは「企画・製紋」、「原料準備」、「機準備」、「製織」、「仕上げ」の各ブロックに分けることができ、当社のシステムは「企画・製紋」の工程でご利用いただいています。

  • 図案から織物の経糸密度や緯糸密度、また柄の表示密度を考慮しながら紋図が作成されます。

  • 紋図を大判フラットベッドスキャナにてデジタル入力します。
    貴重な原稿も破損させることなく高速・高精細にスキャニング!

  • オーバーサイズの紋図は一旦分割スキャンして、「Aupier-GigaLay」で合成し、1つの紋図画像データにすることができます。

  • 「紋図デザイン作成ソフト」で升目ピッチ設定を行います。
    特色分解機能を用いて、色分解された紋紙データ変換用TIFFを作成し、紋紙データ変換ソフト(他社製品)に転送します。

  • このようにして作成した紋紙データを織機に掛けることで意匠通りの西陣織が完成します。

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