グループの事業概況株主・投資家情報

2023年3月期(第215期) の当社グループ事業概況は以下のとおりです。

事業別売上比率(連結)

繊維事業:

糸は、高付加価値製品が順調に推移し、国内及び海外子会社ともに、増収となりました。
テキスタイルは、カジュアル向け素材の受注が海外子会社を中心に回復し、また、ユニフォーム向け素材も順調に推移し、増収となりました。
繊維製品は、国内カジュアル衣料の受注が増加したことにより、増収となりました。
また、これまで進めてきた収益改善策も着実に進捗しました。
この結果、売上高は565億円(前年同期比26.5%増)、営業利益は3億円(前年同期は営業損失1億7千万円)となり、5期ぶりに黒字化しました。

繊維事業

化成品事業:

軟質ウレタンは、自動車内装材向けでは、国内及び中国子会社で半導体不足や中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーンの混乱の影響はあったものの回復傾向で推移し、また、ブラジル子会社の受注が順調で、全体では増収となりました。

機能樹脂製品は、半導体製造装置向け高機能樹脂加工品が好調に推移し、また、自動車向け機能フィルムの受注が回復し、増収となりました。

住宅用建材は、景観材及び断熱材が順調で、増収となりました。

機能資材は、補強用繊維資材の受注が回復し、増収となりました。

この結果、売上高は597億円(前年同期比15.5%増)、営業利益は37億1千万円(同24.6%増)となりました。

化成品事業

環境メカトロニクス事業:

エレクトロニクスは、飲料容器の検査装置や基板検査装置の販売は低調でしたが、半導体業界向け液体成分濃度計の販売が順調に推移し、子会社でも半導体洗浄装置の大型案件があり、増収となりました。

エンジニアリングは、排ガス処理設備及びプラント関係の大型案件が少なく、減収となりました。

バイオメディカルは、撹拌脱泡装置の海外向け販売などが順調で増収となりました。

また、工作機械は、中国向けの販売は低調に推移しましたが、国内及び米国向けの販売が順調でした。

この結果、売上高は242億円(前年同期比2.9%増)、営業利益は28億3千万円(同2.1%増)となりました。。

環境メカトロニクス事業

食品・サービス事業:

食品は、内食需要の定着により、成型スープの販売が好調で、増収となりました。

ホテル関連は、行動制限緩和や観光事業支援策の効果により、増収となりました。

この結果、売上高は92億円(前年同期比9.8%増)、営業利益は4億6千万円(同71.0%増)となりました。

食品・サービス事業

不動産事業:

不動産賃貸は、一部賃貸条件の変更などにより、売上高は億円(前年同期比1.9%減)となり、修繕費の増加などにより営業利益は24億3千万円(同11.4%減)となりました。

不動産事業