株主・投資家情報

トップメッセージ

  

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。

 

このたびの平成28年熊本地震により被災されました皆様には、謹んでお見舞い申しあげますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申しあげます。

 

 また、当連結会計年度において繊維事業部門での循環取引等の不適切行為が判明し、これに伴い第2四半期決算発表の遅延、さらには過年度決算の訂正等を行うこととなり、株主の皆様をはじめとするステークホルダーの方々に多大なご心配、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申しあげます。引き続き、倫理ある事業活動を推進し、グループ一丸となって信頼回復に努めてまいります。

 

 さて、当社グループの第208期連結会計年度(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)の概況につきましてご報告申しあげます。

 

 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益と雇用・所得の改善を背景に、設備投資や個人消費は底堅く推移するなど、景気は緩やかな回復基調にありましたが、中国の景気減速やその他の新興国の成長鈍化などが、徐々にわが国の景気にも影を落としはじめました。

 

 このような環境下にあって当社グループは、中期経営計画「Future’15」の基本方針である「海外戦略の充実」のもと、引き続き成長分野・新規市場の開拓と深耕、生産・販売拠点の拡充と再構築、新商品・新技術の開発等に注力しました。

 

 この結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は1,732億円(前年同期比2.2%増)、営業利益は43億4千万円(同58.6%増)、経常利益は45億2千万円(同20.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は26億円(同127.4%増)となりました。

 

 なお、本年2月、研究・開発力の強化などを目的とする「クラボウ先進技術センター」(大阪府寝屋川市)が竣工しました。

 

 今後のわが国の経済情勢につきましては、雇用・所得の改善や経済対策の効果などにより、景気は緩やかながら回復基調をたどるものと予想されますが、世界経済の先行き如何によっては、きびしい状況へ転じることも懸念されます。

 

 このような状況のなか、当社グループは、平成28年4月から3ヵ年の新中期経営計画「Advance’18」をスタートしました。「Advance’18」は、確たる技術力と提案力でもって着実な事業の拡大と持続的成長を目指すことを目的に策定した平成32年3月期を最終年度とする「長期ビジョン」を達成するための重要なステージとなります。

 

 「Advance’18」では、前中期経営計画「Future’15」で実施した海外拠点の拡充や事業の再構築等の施策を検証し、その結果をもとに、「収益拡大に向けた事業変革」を新たな基本方針として、常に当社グループが時代に先駆けるというマインドを高く持ちながら、未来を見据えた事業の再構築と社会に信頼される企業づくりを推進し、企業価値の向上に注力してまいります。

 

 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

 

 

平成28年6月


取締役社長 藤田 晴哉

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