採用情報
社員紹介
お客様の研究活動の効率化に貢献
バイオメディカル — 営業
バイオメディカル部 バイオ営業課
(2020年入社)
光盛 凌
歴史の長さと製品·事業の幅広さ
大学の学部では有機化学から生物化学まで広く学んできましたが、特に生命現象に興味を持ったことから大学院では遺伝子工学に基づいたウイルスについての研究を行ってきました。
就職活動の時の軸は、自分の専攻を活かせる業界。主にバイオ試薬や機器を取り扱っているメーカー等に応募しました。その中でもクラボウは約40年にわたりバイオメディカル事業を行っていること、商品ラインナップも多彩で広範囲の業界に触れることができると感じたこと、バイオメディカル事業以外にも様々な事業を行っており社内で違う目線の意見を聞くことができると感じたことから入社を決めました。他にも福利厚生の点で、遠方の学生向けにワンルーム型の独身寮を用意してくれることも好印象でした。
学生では味わえないやりがい
入社してから2年間は、バイオ製品の製造·開発等を行うバイオ開発製造課という部署で、機器のアプリケーション開発や、製品の品質管理、出荷管理など技術系をメインとした業務を行い製品についての知識を深めました。
その中で特に印象に残っているのは、入社してすぐに新型コロナウイルスのRNAを抽出する新しい試薬の開発に携わらせてもらえたことです。入社1年目の時点で、新製品の開発からお客様への提案までの一連の流れを学ぶことができ、現在の営業の業務にもつながるとても良い経験でした。また、新型コロナウイルスの感染拡大という大きな問題に対して、ウイルス検査という形で社会に貢献できたことは学生では味わえないやりがいでした。
営業活動を通した視野の広がり
バイオ開発製造課での業務で培った製品知識などを活かし、現在はバイオ製品の営業を行うバイオ営業課という部署で、関西の一部と中四国エリアの担当として営業活動をしています。お客様は大学の先生や企業の研究者の方が中心で、お客様ごとに必要となる製品のスペック·仕様が異なるため、それぞれに適した製品を提案することを心がけています。また、営業というと製品の提案·販売というイメージがありますが、それだけでなく、市場の分析をして新製品案を考えたり、展示会やWeb広告といったより効果的な広告方法を考えたりすることも仕事の一つです。
営業の仕事では、バイオメディカル事業で取り扱う全ての製品の知識が必要で大変な部分もありますが、様々なお客様と話すことで業界の傾向や考え方などを吸収でき、自分の視野が広がっていくことを感じられることがやりがいとなっています。また、自分が提案した製品が導入されてお客様の研究活動の効率化に貢献できることが営業の仕事ならではのやりがいだと思います。
今後は、既存の営業方法の能力を高めていくだけでなく、自分のバックグラウンドを活かして新製品の提案·開発にも力を入れていきたいです。また、バイオメディカルの市場は変化が激しいため、変化に合わせて営業·販促方法を柔軟に変えていき、お客様の変化する需要にすぐ対応できる人材になりたいです。