採用情報

社員紹介

繊維 — 開発

繊維事業部
テキスタイルイノベーションセンター部
システム開発グループ
(2020年入社)

中原 真由

クラボウを選んだ理由

クラボウに入社前は半導体メーカーで、技術開発職に従事していました。前職の会社には14年在籍しており、イメージセンサのプロセス開発、デバイス設計開発、イメージセンサを使ったセンシングシステムの開発を数年ずつ経験しました。最後の数年間は、バイタルセンシングシステムの開発をしており、システムの仕様策定、検証やデータ解析などを担当していました。

転職活動時は、前職のセンシングシステムの開発に関連した仕事をしたいと思っており、転職サイトのエージェントから提示されたクラボウの求人票をみて、自分のやりたいことと合致していると感じ、クラボウにエントリーしました。

クラボウでの開発業務は、委託や共同研究が中心となり、職種は変わるものの、データ解析からアルゴリズムやシステムの開発、顧客対応まで幅広く携わることができることに魅力を感じ、ぜひ挑戦したいと思いました。会社としても、長い歴史があり、多角的な事業展開をしていることから、入社を決めました。

入社してからこれまで

入社後は体調管理システムである、Smartfitシステムの開発、生体データを取得するウェアラブルデバイスの連携、データ解析、顧客サポートなど、技術全般を担当しています。開発は、共創パートナーとの共同研究や開発委託が主になり、顧客の要望を聞きながら、社内の意見をまとめ、委託先やサプライヤーと共に開発を進めています。

これまでの業務の中で印象的だったのは、以前、スマホレスのスマートウォッチの開発において、初期ロットの動作検証を実施していたときに、通信が繋がらない問題が発生したことがありました。ただでさえスケジュールがタイトになっていたため、一刻も早く解決しなければならず、試行錯誤を繰り返すもなかなか繋がらず、とても焦りました。

後から振り返ると、ウォッチから送信される一部のデータ形式と、システム側で認識されるデータ形式が異なっていたという、単純な認識違いが原因だったのですが、一時はリリースできないかと不安になり、とても印象的な出来事でした。

現在の仕事

直近は、生体データを取得するウェアラブルデバイスに関して、スマホの所持が不要なLTE対応のスマートウォッチの開発がメインの業務になっており、サプライヤーとの共同開発で、開発・製造委託を行っています。仕様を検討し、ウォッチの実装検証、システムのアルゴリズム検証、顧客への導入やサポートを行うことが現在の仕事です。

現在の仕事のやりがいは、システムの開発、アルゴリズムの開発、デバイスの連携、顧客とのやり取りやサポート、というように、幅広い分野を担当できることです。顧客とのやり取りをする中で、世の中の動向を直接的に感じ、開発に生かすことができ、新しいことに挑戦していけるところにやりがいを感じています。

今後の目標は、Smartfitを世の中に広げていくことです。現在は、個人向けではなく、法人向けに職場の安全衛生管理を目的としてサービスを展開しており、導入企業様が増えることで、働く人々の安全、健康支援に貢献していきたいです。今後は、新たな分野への進出も視野に入れ、皆が健康で安心して過ごせる社会を目指しています。

1日の流れ

【在社時】
 
9:00
出社
9:15
メール確認
10:00
サプライヤーとの打合せ
13:00
自社検証のデータ確認、まとめ
16:00
社内打合せ
18:00
退社
19:00
帰宅

【出張時】
 
6:30
新幹線乗車
7:00
メール確認@新幹線
9:00
出張先到着
9:30
社内打合せ@東京支社
14:00
移動
15:00
商談@先方オフィス
16:30
新幹線乗車
19:30
帰宅

休日の過ごし方

休日は、家族と公園や遊園地などで遊ぶことが多いです。最近は、プランターでの家庭菜園にはまっており、ミニトマト、バジル、シソ、にんじん、玉ねぎなど、収穫して食べられるものを育てています。子供たちと一緒に、植物の成長を見ながら育て、収穫できたときには、買ったものとはまた違うおいしさを味わっています。

転職活動中の方へのメッセージ

クラボウの良さは風通しが良いところです。業務内容について、定期的に事業部長からのヒアリングがあり、直接意見交換する場があります。同じチームの方々はもちろん親身になって相談に乗ってくれますし、仕事内容が全く異なる他部署の方でも、気軽に相談できる雰囲気があります。転職前は、環境が大きく変わることを不安に持たれる方も多いと思いますが、そこはあまり心配ないと思います。

私自身、前職で会社の状況が悪化するまでは、自分が転職するとは夢にも思っていませんでした。自分が転職活動をしていた時期と、募集があったタイミングが一致していなければ、クラボウとのご縁はなかったのかもしれない、と思うと、非常に感慨深いです。