私は、日本の食ライフスタイルをもっと面白くします!

日本ジフィー食品 商品開発室 津山秀樹

エピソード4 「フリーズドライ食品で心まで満たすクラボウ人」

気付いたら、いつも人とかかわり笑顔にすることをやっていた。

スポーツとアウトドアが大好きな活発な子どもでした。幼稚園のときに、元気が余って畑のキャベツを引っこ抜いて叱られたことも。生き物にも興味があり、昆虫採集や熱帯魚の飼育にも夢中で、釣りには小さい頃からはまっています。そんなつながりから、大学では生物資源学部で食品工業研究室に所属し、入社後は、肉製品を中心にフリーズドライ食品の商品開発を担当しています。学生時代からライフセーバーや、被災地などのボランティア活動にも参加。現在も地元のお祭りやボーイスカウトで子どもたちのお世話をするなど、気付いたら人に喜んでもらえることを自然とやっています。

フリーズドライで食の問題を解決し、新たな食文化を作りたい。

豊かな食材があふれる現代の日本。一方で、個食化や食品ロス、災害時の備えなど、食に関する問題もあります。そんな中、フリーズドライ食品は、お湯をかけるだけで簡単に食べられ、栄養価も損なわれにくいという特長から、日々の食卓や非常食など様々なシーンで活用されています。フリーズドライ技術は、あらかじめ調理などの加工をした食品を急速凍結し、その後真空状態にして水分を昇華させ、乾燥させる製法。そうすることで食材がスポンジのような状態になり、お湯や水をかけるだけで復元できます。低温で乾燥するので、色・風味・栄養素が損なわれにくく、おいしさはそのままに、長期保存が可能です。そんなフリーズドライの特長を、様々な社会課題解決に役立てていきたいですね。

フリーズドライ食品の可能性は、まだまだ拡がる!

フリーズドライは素晴らしい技術ですが、サイズの大きい食品を苦手としてきました。お湯で戻したときに食感や香りまで繊細に再現することは難しく、例えば焼き魚やハンバーグといった、体積が大きなおかず類はフリーズドライに向かないのが現状。日本ジフィー食品は、創業が1960年で日本のフリーズドライのパイオニア。長年培った食品の多様な調理加工技術を活かし、これまで難しいとされてきた食品のフリーズドライ化に取り組んでいます。いつか、お湯をかけるだけで簡単に「一汁三菜」の食卓ができあがる、そんな画期的な食品を作って、便利で心もホッとする新たな食文化を生み出したいですね。

木粉樹脂・アルミ複合材「KURATTICE ECO(クラティス・エコ)」

  • ・お湯や水だけで簡単に元のおいしさに
  • ・味や色を保ち、栄養素も壊れにくい
  • ・軽量で、長期間の保存が可能

新聞広告

日本経済新聞、日経産業新聞、フジサンケイビジネスアイなどでシリーズ展開中