ごあいさつ株主・投資家情報

株主・投資家の皆様へ

取締役社長 藤田 晴哉

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。

さて、当社グループの第213期連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の概況につきまして、ご報告申しあげます。

当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により2020年4月に緊急事態宣言が発出され、様々な自粛や制限に伴い社会経済活動が停滞しました。5月に緊急事態宣言が解除され、一旦は社会経済活動レベルの引き上げの動きがありましたが、秋以降の世界的な再拡大があり、国内でも2021年1月には11都府県に再度緊急事態宣言が発出されるなど、年度全般にわたり新型コロナウイルスの影響を受け、景気はきびしい状況で推移しました。
このような環境下にあって当社グループは、従業員やステークホルダーの皆様の安全・健康を最優先として新型コロナウイルスの感染拡大の防止と事業活動・生産活動への影響の最小化に努めるとともに、中期経営計画「Creation'21」の目標達成に向け尽力しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響は大きく、売上高は1,221億円(前年同期比14.5%減)、営業利益は32億円(同29.4%減)、経常利益は42億4千万円(同22.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は22億円(同40.8%減)となりました。
今後のわが国の経済情勢につきましては、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は開始されましたが、変異株による感染増加など、新型コロナウイルス感染症の収束の見通しは立っておらず、景気の先行きは非常に不透明であります。当社グループでは、引き続き景気の悪化による受注減、衣料品、自動車業界等における生産活動への影響、様々な自粛や制限に伴う国内外での販売、納品活動の停滞等の発生が想定されます。
このような状況に対応するため、新型コロナウイルスに関する対策指針を定め、当社グループの従業員やステークホルダーの皆様の安全・健康を最優先として、引き続きグループをあげて感染拡大の防止に取り組み、事業活動・生産活動への影響を最小限に抑えるとともに、ウィズコロナ・アフターコロナの時代に最適な新しいビジネスモデルの構築を進めながら、業容の拡大に努めてまいります。
また、中期経営計画「Creation'21」の基本方針に沿い、高付加価値・高収益ビジネスの拡大や、R&D活動の推進、新規事業創出などに引き続き注力し、「長期ビジョン2030」で目指すべき姿と定めた「イノベーションと高収益を生み出す強い企業グループ」の実現に努めてまいります。
さらに、引き続きコーポレートガバナンス体制の充実、企業倫理や法令遵守の徹底を図るとともに、気候変動などの環境問題への対応やサステナブル社会の実現に向けた取組みなどを推進し、持続的な成長および中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2021年7月