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2018年10月1日

新大型宴会場「アイビーエメラルドホール」竣工
~1,000人規模のイベントにも対応~

クラボウ(資本金 220億円、大阪市中央区、社長 藤田晴哉)のグループ会社である倉敷アイビースクエア(岡山県倉敷市、社長 小林清彦)が、昨年9月より建設工事を進めておりました新大型宴会場「アイビーエメラルドホール」が完成し、本日、竣工いたしました。

1.建設の背景

観光立国を目指すわが国におきましては、インバウンドなどの需要の盛り上がりとともに、各地で国際会議などの大規模会議の誘致が盛んになっています。倉敷市では平成285月に伊勢志摩サミットのG7倉敷教育大臣会合が開催され、その会場に倉敷アイビースクエアが選ばれました。

この経験を生かし、国際会議や大型イベントにも対応できる新たな施設を建設することが、倉敷アイビースクエアの企業価値の向上をはかり、さらには地元の発展に貢献できるものと考え、昨年9月に新大型宴会場「アイビーエメラルドホール」の建設に着手いたしました。

「アイビーエメラルドホール」の建設は、本年39日に創立130周年を迎えたクラボウの記念事業でもあります。

2.新宴会場「アイビーエメラルドホール」について

クラボウ創業時(明治21年)の本社工場をホテルに再生した倉敷アイビースクエアは、昭和49年の開業以来、明治時代の紡績工場の雰囲気を生かした「蔦のからまる赤レンガのホテル」の愛称で倉敷美観地区を代表する宿泊・文化施設として多くの皆様にご利用いただいております。

「アイビーエメラルドホール」は、1,000人規模の立食パーティーを行うことができる倉敷市内では最大級の施設で、国際会議やビジネスイベント、研究・学会発表などのコンベンションホールとしても活用いただけます。また、ホールは3分割して使用することもできるため、大小様々なニーズにあわせてご利用いただけます。

アイビーエメラルドホール(外観)  アイビーエメラルドホール(ホール内部)

(1)名  称:アイビーエメラルドホール

(2)面  積:宴会場 約800㎡ (建物の延床面積は約2,460/2階建て)

(3)竣  工:平成30101

(4)収容人数:立食ビュッフェ形式 約1,000名  着席ディナー形式  約500名      

3.倉敷アイビースクエアリニューアル工事について

今回竣工した新宴会場以外に宿泊棟(ゲストルーム)、大浴場などのグレードアップを図るべく現在、リニューアル工事を進めており、倉敷アイビースクエアの魅力をさらに高め、お客様により一層ご満足いただけるよう、また地元・倉敷の皆様からもより一層愛される施設とするべく施設全般のリニューアル計画を引き続き進めてまいります。

なお、リニューアル工事の期間中も倉敷アイビースクエアの営業は継続しております。

 大浴場・宿泊棟等:客 室 数 72室(34号棟)

             着  工 平成307

             リニューアルオープン予定 平成312

 

4.倉紡記念館の無料開放について

アイビーエメラルドホールの竣工を記念して、倉敷アイビースクエア内にある倉紡記念館を無料開放いたします。倉紡記念館は、創業当時に建てられた原綿倉庫をリニューアルした施設で、紡績産業の移り変わりを背景に、写真、模型、文書、絵画などの展示でクラボウグループの歩みを紹介しています。

 (1)実施期間:平成30101日(月)~1014日(日)

 (2)開館時間:9時~17時(入館は1645分まで)*年中無休

5.お問い合わせ先

  クラボウ 総務部 広報グループ 担当:山﨑・本多

 〒541-8581 大阪市中央区久太郎町2-4-31  TEL06-6266-5073  

以 上

(ご参考)

(1)倉敷紡績株式会社(クラボウ)

■事業内容:繊維事業、化成品事業、環境メカトロニクス事業、食品・サービス事業、不動産事業

■設  立:明治2139

■本  社:大阪市中央区久太郎町2431

■資 本 金:220億円

■従業員数:約4,600名(連結ベース:平成30331日現在)

■社  長:藤田 晴哉

(2)株式会社倉敷アイビースクエア

■事業内容:ホテル、レストラン、文化施設の経営 他

■設  立:昭和48528

■本  社:岡山県倉敷市本町72

■資 本 金:1億円(クラボウ100%子会社)

■従業員数:約230名(平成30331日現在)

■社  長:小林 清彦

 (注)経済産業省は日本産業の近代化の過程を物語る全国各地に残る建造物や機械、文書などの文化遺産群を近代化産業遺産に認定しており、倉敷アイビースクエアおよび敷地内にある倉紡記念館などが近代化産業遺産に認定されています。

    また、日本遺産に認定された倉敷市の繊維産業発展のストーリー「一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~」の構成文化財にもなっています。