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2024年3月5日

「シーホース三河」「安城市」などと共同で、応援グッズをアップサイクルするプロジェクト『青援(せいえん)LOOP(ループ)』を開始! ~地域社会における繊維製品の資源循環を促進~

 クラボウ(資本金 220億円、本社 大阪市中央区、社長 藤田 晴哉)繊維事業部は、B.LEAGUE B1に所属するプロバスケットボールチーム「シーホース三河」(注1)、安城市、株式会社安城スタイルの4者で、応援グッズのアップサイクルプロジェクト『青援LOOP(せいえんループ)』を開始し、地域社会における繊維製品の資源循環を促進します。
 本プロジェクトは、シーホース三河のファン(以下、ブースター)の皆さまが使わなくなった応援グッズ(Tシャツ、タオル等の繊維製品)を回収し、クラボウ独自のアップサイクルシステム「LPLUS(ループラス)」(注2)を活用して、再びシーホース三河が販売する応援グッズにアップサイクルするプロジェクトです。

seien_loop_logo.png■「青援LOOP」プロジェクトロゴ

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■シーホース三河の応援の様子 ※イメージ

1.取り組みの背景

 クラボウ繊維事業部は1993年より「ヒューマン・フレンドリー発想」を掲げ、「人」「社会」「地球」にとってやさしい、持続可能な取り組みを行っています。その一環として、繊維・アパレル業界の大きな社会課題の一つである繊維製品にかかわる廃棄物削減の促進に努めており、当社独自のアップサイクルシステム「LPLUS」を活用した様々なステークホルダーとの共創ビジネスを展開し、循環型経済の実現を目指しています。
 2022年に、安城市が推進する「あんじょうSDGs共創パートナー」制度にクラボウ安城工場が参画したことをきっかけに、クラボウと、安城市及び安城市の地域活性化に取り組む株式会社安城スタイルの3者で、地域社会における繊維製品の資源循環プロジェクトの実施を検討してまいりました。2023年には、「SDGs共創プロジェクト」の第一弾として、安城市内で回収した不要な衣類を、安城七夕まつりのボランティアスタッフが使用するマフラータオルにアップサイクルするプロジェクト(注3)を実施しました。
 次なる新規プロジェクトを検討していた20232月、愛知県の三河エリアをホームタウンとするプロバスケットボールチームの「シーホース三河」との会合をきっかけに本プロジェクトの計画が立ち上がり、第一弾を実施した3者に「シーホース三河」を加えた4者で約1年間にわたり、プロジェクト内容を協議し、今回、「SDGs共創プロジェクト」の第二弾として『青援LOOP』に取り組むこととなりました。

2.『青援LOOP』の概要

 2024年323日(土)に開催される京都ハンナリーズ戦から、シーホース三河のブースターの皆さまが使用しなくなった応援グッズ(Tシャツ、タオル等の繊維製品)を、シーホース三河のホームゲーム会場等で回収します。回収した応援グッズは、安城市の社会福祉法人「ぬくもり福祉会」が運営する福祉施設に運ばれ、株式会社安城スタイルのサポートのもと、入所者さまの手作業によって、アイテムの選別と再資源化に不要な付属品の除去が行われます。その後、クラボウ安城工場で独自のアップサイクルシステム「LPLUS」を活用し、応援グッズ用の糸として再資源化。その糸を使い、新しい応援グッズ(スポーツタオル)にアップサイクルされます。
 アップサイクルされた応援グッズは、B.LEAGUE2024-25シーズンの開幕(202410月頃(予定))に合わせて、シーホース三河のホームゲーム会場やオフィシャルオンラインショップ等で販売される予定です。

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4者が担う役割

①シーホース三河 プロジェクトの告知、応援グッズの回収、アップサイクルしたスポーツタオルの販売
②安城市 応援グッズの回収、安城市の情報媒体におけるプロジェクトの告知
③安城スタイル 回収した応援グッズの運搬、選別・付属品除去作業のサポート
④クラボウ 独自のアップサイクルシステム「LPLUS」を活用し、回収した応援グッズを価値ある製品へ資源循環



3.『青援LOOP』の名称について

 シーホース三河を応援するブースターの「熱い声援」をシーホース三河のチームカラーであるブルーにちなんで、チームと選手、ブースター全員が『青援(せいえん)』と呼んでいます。この『青援』に、回収した繊維製品等を再び資源として蘇らせるクラボウ独自のアップサイクルシステム「LPLUS(ループラス)」の一部を加え、今回のプロジェクト名を『青援LOOP』と名付けました。つまり『青援LOOP』には、「ブースターの熱い青援を蘇らせる」という想いが込められています。

4.応援グッズの回収について

 使われなくなった応援グッズは、323日(土)1130分からシーホース三河のホームゲーム会場となる「ウィングアリーナ刈谷」と、JR安城駅前で行われるイベント「安城まちなかホコ天きーぼー市」のインフォメーションブースで回収を開始します。翌324日(日)からは、安城市観光案内所の「KEYPORT(キーポート)」にて回収を実施します。
 なお、本プロジェクトでは、アップサイクルする応援グッズ(スポーツタオル)の品質を考慮し、回収する繊維製品をコットン100%素材、もしくはポリエステル100%素材のどちらかに限定いたします。
 また、ブースターの皆さまの熱い想いが込められた応援グッズを無駄にすることなくすべて再資源化したいと考えており、いずれの回収場所においても、回収量に制限を設けさせていただきます。

<「青援LOOP」応援グッズ回収について>

■シーホース三河 ホームゲーム会場
・場所
 場外インフォメーションブース
 ウィングアリーナ刈谷:〒448-0011 愛知県刈谷市築地町荒田1番地
 スカイホール豊田:〒471-0861 愛知県豊田市八幡町1丁目20
・日時
 3月23日(土)京都ハンナリーズ戦(午前11時30分~試合終了まで)
 3月24日(日)京都ハンナリーズ戦(午前11時30分~試合終了まで)
 3月30日(土)宇都宮ブレックス戦(午前11時30分~試合終了まで)
 3月31日(日)宇都宮ブレックス戦(午前11時30分~試合終了まで)
 4月10日(水)ファイティングイーグルス名古屋戦(午後4時00分~試合終了まで)
 4月17日(水)横浜ビー・コルセアーズ戦(午後4時00分~試合終了まで)
 5月4日(土)三遠ネオフェニックス戦(午前11時00分~試合終了まで)
 5月5日(日)三遠ネオフェニックス戦(午前11時00分~試合終了まで)

■安城市内
・場所
 ①「安城まちなかホコ天きーぼー市」インフォメーションブース(JR安城駅南口付近)
 ②安城市観光案内所 KEYPORT(キーポート)(〒446-0032 安城市御幸本町1-1 JR安城駅1階 ※南口)
・日時
 ①2024年3月23日(土)のみ 午前11時30分~午後3時00分
 ②2024年3月24日(日)~4月17日(水)午前11時30分~午後8時00分

■回収可能アイテム
 シーホース三河の応援グッズで、かつコットン(綿)100%素材の繊維製品、もしくはポリエステル100%素材の繊維製品のみ回収可能です。

■回収不可アイテム
 ・シーホース三河の応援グッズではないもの
 ・コットン100%素材ではない繊維製品
 ・ポリエステル100%素材ではない繊維製品
 ・汚れがひどいもの
 ・紙製品、メガホン、キーホルダー他、繊維製品ではない応援グッズ

■備考
 ※シーホース三河のホームゲーム会場では、試合の観戦チケットをお持ちでない方も回収に参加可能です。
 ※シーホース三河のホームゲーム会場では、試合当日の状況により、回収時間が変更となる場合があります。
 ※いずれの回収場所においても、回収量が規定数量に達し次第、早期終了となります。

5.クラボウの今後の展開について

 クラボウでは、近年国際社会で重視されているSDGs(持続可能な開発目標)の実現のため、高付加価値かつ地球環境の保全に貢献できる製品・サービス・技術の提供に加え、イノベーションや新規事業の創出による社会課題の解決にも取り組んでいます。繊維業界における社会課題の一つである、ファッションロスゼロを目指すため、現在、経済産業省、環境省、消費者庁もパブリックパートナーとして参画している「ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA)」(注4)に設立当初から正会員として加わっており、参加企業と共に循環型社会の基盤構築を行っています。
 その実効性を高めるためには、今回のプロジェクトのように地域社会に暮らすさまざまなステークホルダーが参加する取り組みを社会全体に拡大していくことが大切だと考えています。今後も「LPLUS」を活用し、アパレルメーカーや繊維産地など様々な企業をはじめ、自治体や消費者なども繋ぎ合わせ、社会全体で取り組む共創ビジネスとして推進することで、循環型社会の実現を目指してまいります。

6.青援LOOPに関するお問い合わせ先

 (1)クラボウ
 総務部 コーポレートコミュニケーション課 (担当)野中
 TEL:06-6266-5053  FAX06-6266-5555 E-mailpr_grp@kurabo-grp.com
 クラボウ コーポレートサイト https://www.kurabo.co.jp/

 (2)シーホース三河株式会社
 アリーナ準備室 地域密着チーム (担当)鈴木
 TEL:050-3138-0406 FAX0566-24-9760 E-MAILy_suzuki@go-seahorses.co.jp
 シーホース三河 公式Webサイト https://go-seahorses.jp/

 
(3)愛知県安城市
 企画部 健幸(けんさち)=SDGs課 (担当)木村
 TEL:0566-71-2204 FAX:0566-76-1112 E-MAILkikaku@city.anjo.lg.jp
 安城市 ケンサチSDGs Webサイト https://anjosdgs.jp/

 
(4)株式会社安城スタイル
 (担当)代表取締役 鶴田香也乃
 TEL: 0566-73-9511 FAX: 0566-73-9512 E-MAIL: tsuruta@anjo-style.net
 安城スタイル Webサイト https://anjo-style.net/


(注1)シーホース三河について
 1947年に創設された、B.LEAGUE B1 中地区に所属するプロバスケットボールチームで、前身はアイシン精機バスケットボール部です。スーパーリーグ、JBL、天皇杯等の日本のバスケットボール大会において幾多の優勝経験を誇る強豪チームです。ホームタウンは安城市、刈谷市、豊田市、岡崎市等を中心とする愛知県中部の西三河地方で、現在のホームアリーナは愛知県刈谷市にあるウィングアリーナ刈谷です。202610月以降の新しい本拠地として、三河安城駅から徒歩3分の場所(愛知県安城市三河安城町)に約5,000席の新アリーナ建設を予定しています。

(注2)クラボウ独自のアップサイクルシステム「L∞PLUS(ループラス)」について
 繊維製品の生産工程で発生する端材や回収した繊維製品をクラボウ独自の開繊・反毛技術で再資源化し、様々な繊維製品へとアップサイクルする取り組みで、2017 年から展開しています。「L∞PLUS」の取り組みを広げることで、繊維業界における廃棄物の削減や有効活用などを促進し、環境配慮、社会課題解決に貢献しています。
 アパレルや繊維産地などから流通小売りなど「L∞PLUS」の取り組みに賛同いただいたパートナーも増えてきており、社会全体での取り組みへと広がってきています。これまで共同で取り組んできた主なパートナーは次の通りです。
 【アパレルブランド】・エドウイン ・アンノウト ・ミキハウス ・イトナミなど
 【流通・小売り】・髙島屋 ・JR東日本グループなど
 【繊維関連産地】・今治タオル工業組合 ・奈良県靴下工業協同組合 ・播州織産元協同組合
         ・兵庫県繊維染色工業協同組合 ・播州織工業組合 ・播州織整理加工協会
 ・「L∞PLUS」(ループラス)Webサイト:https://www.looplus-kurabo.com/

(注3)「SDGs共創プロジェクト」第一弾ニュースリリース(2023630日)
 「クラボウが地域社会における繊維製品の資源循環を促進~独自のアップサイクルシステム「L∞PLUS(ループラス)」を活用し、愛知県安城市と連携~」
https://www.kurabo.co.jp/news/newsrelease/20230630_1168.html

(注4)ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA)について
 ジャパンサステナブルファッションアライアンスは、ファッション産業が自然環境や社会に与える影響を把握し、ファッション及び繊維業界の共通課題について共同で解決策を導き出し、サステナブルなファッション産業への移行を推進することを目的として設立された企業連携プラットフォームです。「2050年カーボンニュートラル」と「適量生産・適量購入・循環利用によるファッションロスゼロ」を目標に掲げています。会員企業が定期的に会議を開催し、サステナブルファッションに関する知見の共有、ファッションロスゼロ・カーボンニュートラルに向けた協働、国内外の重要動向の先行把握、業界内の共通課題を改善するために必要な政策提言を関係省庁などに行います。クラボウは20218月の設立当初から正会員として参加しています。
 ・JSFA Webサイト https://jsfa.info/