採用情報
社員紹介
クラボウブランドの確立に向けて
化成品 — 開発
化成品事業部 熊本事業部 技術課
(2018年入社)
福光 智紀
インターンシップを通して魅力を感じた
子ども時代はあまり勉強が好きではありませんでしたが、理科だけは好きで、特に化学反応に興味を持ったことから大学でも化学を専攻しました。クラボウを知ったきっかけは大学で開催された企業説明会です。繊維事業だけでなく化成品やエレクトロニクスなど幅広く事業を展開している点に興味を持ち、現在の職場である熊本事業所(当時の名称は熊本開発センター)でのインターンシップに参加しました。その際に体験した治具の設計開発を通じて熊本事業所で行っている開発業務に携わりたいと感じ、クラボウに応募しました。
周囲のフォローをもらいながら
入社後は志望通り化成品事業部の熊本事業所に配属となりました。最初の半年間は、品質管理の業務を通じて熊本事業所で取り扱っている幅広い製品についての知識を身につけました。クラボウでは若いうちから業務を任せてもらえる特徴があり、私も入社2年目で不具合品への対応を任せてもらえました。実際に不具合品を製造した企業を訪問し、製造工程の確認や不具合品の再現試験を実施し、原因を調査しました。上司や先輩にフォローいただきながら、恒久対策の実施及び顧客への報告までやり遂げることができたことが印象に残っています。
その後、設計開発を担当とする技術課で3DCADを使用した製品の設計図の作成及び作図、開発品の評価などの開発業務を行ってきました。
顧客の要求スペックを満たす
現在の主な担当は、熊本事業所で取り扱っている半導体関連の製品から不純物を落とす洗浄です。近年、半導体の性能が向上し、それを製造する装置に搭載される部品にも高い清浄度が求められている中で、顧客の要求をクリアした製品を納める必要があります。製品によって清浄度の要求スペックは異なりますので、洗浄にかかる時間や費用と顧客の要求を勘案して最適な洗浄方法を検討して提案しています。
顧客の要求スペックを満たすことで、顧客に満足していただけるだけでなく、クラボウの洗浄技術の高さを認めてもらえ、新規製品の立ち上げの依頼をいただくなど、次につながることができた際には大きなやりがいを感じます。
現在行っている洗浄技術を更に向上させ、クラボウブランドとして確立させることが今後の目標です。そのためにも、洗浄技術を蓄積して顧客への提案力を向上させながら、新しい洗浄方法の開発も進めていきたいと考えています。