環境会計サステナビリティ
環境会計
クラボウは、環境に配慮した事業活動の一環として、2002年度より環境会計を公開しています。環境会計の作成に当たっては、環境省の「環境会計ガイドライン2005年版」を参考にしています。今後も正確でわかりやすい環境会計の公開を、心掛けてまいります。
集計方法
- ・集計範囲:クラボウ単独
- ・対象期間:2020年4月1日~2021年3月31日
- ・費用額には、人件費及び減価償却費を含む
- ・設備の購入価格の内、環境に寄与する機能分の価格を算出し、投資額、減価償却費として集計
- ・環境保全対策に伴う経済効果は、金銭的効果が確認されるものを集計
環境保全コスト(単位:百万円)
分類 | 投資額 | 費用額 | |
---|---|---|---|
事業エリア内コスト | 公害防止 コスト |
20 | 145 |
地球環境 保全コスト |
41 | 41 | |
資源循環 コスト |
1 | 269 | |
小計 | 62 | 454 | |
上・下流コスト | 0 | 20 | |
管理活動コスト | 44 | 65 | |
研究開発コスト | 15 | 471 | |
社会活動コスト | 0 | 1 | |
環境損傷対応コスト | 0 | 0 | |
合計 | 120 | 1,011 |
※環境投資の主な内容は、安城工場のガスボイラの新設およびLED照明の導入です。公害防止および地球環境保全に貢献しました。
環境保全対策に伴う経済効果(単位:百万円)
効果の内容 | 当年度 | 前年度 | |
---|---|---|---|
収益 | 廃棄物の売却 | 9 | 6 |
費用節減 | 省エネルギー、資源の循環的利用 | 274 | 232 |
合計 | 282 | 238 |
※主な経済効果は落ち綿等の繊維屑の売却益と、苛性ソーダやアンモニア等の原料の回収再利用による費用節減効果です。
環境保全効果
環境保全効果の分類 | 環境パフォーマンス指標(単位) | 当年度 | 前年度 | 前年との差 |
---|---|---|---|---|
事業活動に投入する資源に関する環境保全効果 | 総エネルギー投入量(GJ) | 694,962 | 845,395 | ▲17.8% |
資源投入量(t) | 110,859 | 129,470 | ▲14.4% | |
水資源投入量(千m³) | 1,806 | 1,897 | ▲4.8% | |
事業活動から排出する環境負荷及び廃棄物に関する環境保全効果 | 温室効果ガス排出量(t-CO₂) | 35,201 | 39,581 | ▲11.1% |
廃棄物総排出量(t) | 4,874 | 5,629 | ▲13.4% | |
化学物質(PRTR)排出量(t) | 166 | 167 | ▲0.4% | |
総排水量(千m³) | 1,630 | 1,713 | ▲4.8% |
※丸亀工場が操業を停止し、生産工程を安城工場に集約したため、効率化が進みました。加えて、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、経済活動が大きく停滞したことにより、全体的に生産量が減少しました。その結果、資源やエネルギー投入量及び環境負荷が大幅に低下しました。